2011.
07.
25
今までの道のり-9
今回改めて知ったのですが、このK工業はむしろとても良い会社で、
夫は直属の上司の方にかわいがって頂き、けっこうのびのびと
充実したお仕事をさせて頂いていたようです。
(のちにこの頃の放漫経営が徒となって
倒産することになるのですが。)
ただし、ここは同族会社の中小企業ですから
身内以外の社員が経営陣に参画できる可能性は
全くありませんでした。
銀行時代に10年以上にわたって学歴の壁をイヤというほど経験し、
さらにK工業で7年間にわたって同族会社の壁に直面し、
20年以上におよぶサラリーマン生活を経て、つくづくと
サラリーマンという職種の限界を痛感した。
と言います。
収入面においては銀行時代は都市銀行だったので
かなりの年収があったそうです。
私は知りませんが。
K工業時代も決してお給料に不満はなかったのです。
少なくとも私自身は。
夫にとってK工業時代に特別何か
深刻な事情があったワケではなく、
やはり「独立願望」が強かった。
ということだと思います。
「経営」というものを自分でやりたい。
挑戦してみたい。
と、いうことなのだと思います。
単純に言えば
「小さくとも俺は1国1城の主になりたいぞ~ッ。」
ということです。
ですので夫の脱サラへの「動機付け」は、
お金、収入、あるいは
仕事内容や人間関係などへの不満ではなく、
「自己実現」ということだと思います。
たしかに良くよく考えてみれば会社という組織においては
「経営陣」に入る。
ということは「取締役」にまで昇りつめて
初めて実現するワケです。
それって、社員が何万人もいるような大会社ならば
0.1パーセント以下の確率なのではないでしょうか?
絶対無理ですよね。(笑)
そんなあり得ない確率を目指すよりも脱サラして独立し、
自分で商売なり事業なりをやった方がまだしもはるかに
確立が高いです。
たしかにそちらの方がよほど現実的です。
女の私でもそう考えてしまうのですから、
男性である夫や多くの男の方達が
長いサラリーマン生活ののち脱サラ、独立を考えてしまうのは
むしろ当然のことなのかもしれません。
それだけではなく実にきびしい現実が
多くのサラリーマンの方達にあります。
(次回そのことについて、少しお話させて下さい。)
それともしかして、
その時点での夫の中に自分の営業マンとしての実力に
多少の自信があったのかもしれません。
この後、それは見事に打ち砕かれてしまうのですが。(笑)
今までの道のり-10は
その13 もうもろにアナログだった最初の独立
に続きます。
今回改めて知ったのですが、このK工業はむしろとても良い会社で、
夫は直属の上司の方にかわいがって頂き、けっこうのびのびと
充実したお仕事をさせて頂いていたようです。
(のちにこの頃の放漫経営が徒となって
倒産することになるのですが。)
ただし、ここは同族会社の中小企業ですから
身内以外の社員が経営陣に参画できる可能性は
全くありませんでした。
銀行時代に10年以上にわたって学歴の壁をイヤというほど経験し、
さらにK工業で7年間にわたって同族会社の壁に直面し、
20年以上におよぶサラリーマン生活を経て、つくづくと
サラリーマンという職種の限界を痛感した。
と言います。
収入面においては銀行時代は都市銀行だったので
かなりの年収があったそうです。
私は知りませんが。
K工業時代も決してお給料に不満はなかったのです。
少なくとも私自身は。
夫にとってK工業時代に特別何か
深刻な事情があったワケではなく、
やはり「独立願望」が強かった。
ということだと思います。
「経営」というものを自分でやりたい。
挑戦してみたい。
と、いうことなのだと思います。
単純に言えば
「小さくとも俺は1国1城の主になりたいぞ~ッ。」
ということです。
ですので夫の脱サラへの「動機付け」は、
お金、収入、あるいは
仕事内容や人間関係などへの不満ではなく、
「自己実現」ということだと思います。
たしかに良くよく考えてみれば会社という組織においては
「経営陣」に入る。
ということは「取締役」にまで昇りつめて
初めて実現するワケです。
それって、社員が何万人もいるような大会社ならば
0.1パーセント以下の確率なのではないでしょうか?
絶対無理ですよね。(笑)
そんなあり得ない確率を目指すよりも脱サラして独立し、
自分で商売なり事業なりをやった方がまだしもはるかに
確立が高いです。
たしかにそちらの方がよほど現実的です。
女の私でもそう考えてしまうのですから、
男性である夫や多くの男の方達が
長いサラリーマン生活ののち脱サラ、独立を考えてしまうのは
むしろ当然のことなのかもしれません。
それだけではなく実にきびしい現実が
多くのサラリーマンの方達にあります。
(次回そのことについて、少しお話させて下さい。)
それともしかして、
その時点での夫の中に自分の営業マンとしての実力に
多少の自信があったのかもしれません。
この後、それは見事に打ち砕かれてしまうのですが。(笑)
今までの道のり-10は
その13 もうもろにアナログだった最初の独立
に続きます。
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