2012.
01.
13
「共同経営」という問題について、
私の考えと経験を少しお話させて下さいネ。
(その16、17、18 )で、妻とのパートナーシップの重大性を
お話させて頂いたのですが、
その16 脱サラする前の重要要件①
その17 その②
その18 その③
独立の最初の立ち上げに商売のパートナーとして、
妻でなくとも兄弟とかいとことかの身内同士ならば?
妻以上に心を許せる昔からの大親友では?
はっきり言って、最悪です。
夫が一番初めに一緒に商売をやったAさんが、
その後どうなさっているのか
今となっては全くわかりません。(その13、14参照)
その13 もうもろにアナログだった最初の独立
その14 きちんと嫁に給料が渡せないつらさ
しかしAさんとは身内ではないので、まだしも気が楽ですが、
これがもし身内ならば、お互い取り返しのつかないキズを
残してしまったと思うんです。
それが大親友でも同じこと。
仲良しこよしでできる程、商売は甘いものではありません。
夫が3度目の正直で、最後の独立をしたときも、
最初の数年は友だち同士2人でやってたのですが、
何せ相手は「友だち」なので、責任の所在と権限があいまいで、
傍でみていた私には、特に経理面が、
「2人がなあなあで、ぬるいやり方でやってる」
ように見えてしまって、
ものすごくイライラしてしまってました(笑)。
この間、赤字に陥りがちだったので、
だんだん黙っていられなくなり、
あれこれと口出しするようになったのですが、
その後2人は分離することになり、
これも結局すごい遠回りしたなあ、
と今となっては思います。(その65ご参照下さい)
その65 職人から経営者の道へ-①
本人同志はそれで良くても、お互いつくものがついていますから、
( 妻や子や親 )
商売が不振で収入がなければ黙っていませんし、
あればあったで黙っていません(笑)。
とどのつまり、将来どこかで必ずもめてしまいます。
結局のところ、お金というものがからんでくるので、
最悪脱サラ独立が失敗に終わっても
第3者を巻き込まないことだと思うのです。
それが身内であればもう、取り返しがつかないです。
また、初期の立ち上げからすぐに
大の男二人分の給料が十分とれるほど
現在の状況は甘くないです。
初めから人件費にお金をかけることは避けた方が無難です。
「脱サラ、独立、開業」は独りで単独でやるべきです。
せいぜいあなたと運命共同体である
「奥さん」か「ご両親」までです。
どうしても人材が必要ならば、その人との役割分担が
「社長」―「社員」
「経営者」―「被雇用者」
が、明確にできる相手なのかどうか。
だと思います。
身内同士、友達同士の共同経営は絶対やってはいけません。
一艘の船に2人の船頭はいらない。
と、いうことだと思います。
最終的に全責任は社長にあり、社長はそれだけの覚悟を決めて、
腹をくくって商売に取り組まないと、
とても生き残れるものではありません。
責任の所在が2カ所、3か所に分散されていては、
事業なんて成り立ちません。
独立後の初期立ち上げ期に共同経営など、
私は「絵に描いた餅」だと考えてます。
きびしいことを言うようですが、
「脱サラ、独立」するということは
過酷な人生を歩いてくハメになるので、その孤独な戦いに
耐え抜く精神力に全く自信がなければ
やめるべきだと思います。
「今の自分にはとてもそんな精神力はない。」と思う人は、
「ならばこれから孤独な戦いに挑んでやろう。」という
「強い熱意と情熱」があればそれで良いのです。
生まれつきの素質、なんかでは全然なくて、
その人の考え方しだい、なんだと思います。
1つ、2つ、と目の前の困難を乗り越えるごとに
精神力は自然と身についてゆきます。
経験によって鍛えられてゆきます。
初めっから強い人なんて、ごくごく少数だと思います。
少なくともウチは全然違いました。
もう、お餅のようにフニャフニャに弱かった、と思います(笑)。
(その分、ねばり強かったのかもしれませんが、、、。)
「経営する」ということは、孤独な戦いの連続であり、
熱意の持続なんだとつくづく思います。
仕事に対する熱意と情熱が完全になくなった時が
引退するべき時なんだ、と私は考えています。
私の考えと経験を少しお話させて下さいネ。
(その16、17、18 )で、妻とのパートナーシップの重大性を
お話させて頂いたのですが、
その16 脱サラする前の重要要件①
その17 その②
その18 その③
独立の最初の立ち上げに商売のパートナーとして、
妻でなくとも兄弟とかいとことかの身内同士ならば?
妻以上に心を許せる昔からの大親友では?
はっきり言って、最悪です。
夫が一番初めに一緒に商売をやったAさんが、
その後どうなさっているのか
今となっては全くわかりません。(その13、14参照)
その13 もうもろにアナログだった最初の独立
その14 きちんと嫁に給料が渡せないつらさ
しかしAさんとは身内ではないので、まだしも気が楽ですが、
これがもし身内ならば、お互い取り返しのつかないキズを
残してしまったと思うんです。
それが大親友でも同じこと。
仲良しこよしでできる程、商売は甘いものではありません。
夫が3度目の正直で、最後の独立をしたときも、
最初の数年は友だち同士2人でやってたのですが、
何せ相手は「友だち」なので、責任の所在と権限があいまいで、
傍でみていた私には、特に経理面が、
「2人がなあなあで、ぬるいやり方でやってる」
ように見えてしまって、
ものすごくイライラしてしまってました(笑)。
この間、赤字に陥りがちだったので、
だんだん黙っていられなくなり、
あれこれと口出しするようになったのですが、
その後2人は分離することになり、
これも結局すごい遠回りしたなあ、
と今となっては思います。(その65ご参照下さい)
その65 職人から経営者の道へ-①
本人同志はそれで良くても、お互いつくものがついていますから、
( 妻や子や親 )
商売が不振で収入がなければ黙っていませんし、
あればあったで黙っていません(笑)。
とどのつまり、将来どこかで必ずもめてしまいます。
結局のところ、お金というものがからんでくるので、
最悪脱サラ独立が失敗に終わっても
第3者を巻き込まないことだと思うのです。
それが身内であればもう、取り返しがつかないです。
また、初期の立ち上げからすぐに
大の男二人分の給料が十分とれるほど
現在の状況は甘くないです。
初めから人件費にお金をかけることは避けた方が無難です。
「脱サラ、独立、開業」は独りで単独でやるべきです。
せいぜいあなたと運命共同体である
「奥さん」か「ご両親」までです。
どうしても人材が必要ならば、その人との役割分担が
「社長」―「社員」
「経営者」―「被雇用者」
が、明確にできる相手なのかどうか。
だと思います。
身内同士、友達同士の共同経営は絶対やってはいけません。
一艘の船に2人の船頭はいらない。
と、いうことだと思います。
最終的に全責任は社長にあり、社長はそれだけの覚悟を決めて、
腹をくくって商売に取り組まないと、
とても生き残れるものではありません。
責任の所在が2カ所、3か所に分散されていては、
事業なんて成り立ちません。
独立後の初期立ち上げ期に共同経営など、
私は「絵に描いた餅」だと考えてます。
きびしいことを言うようですが、
「脱サラ、独立」するということは
過酷な人生を歩いてくハメになるので、その孤独な戦いに
耐え抜く精神力に全く自信がなければ
やめるべきだと思います。
「今の自分にはとてもそんな精神力はない。」と思う人は、
「ならばこれから孤独な戦いに挑んでやろう。」という
「強い熱意と情熱」があればそれで良いのです。
生まれつきの素質、なんかでは全然なくて、
その人の考え方しだい、なんだと思います。
1つ、2つ、と目の前の困難を乗り越えるごとに
精神力は自然と身についてゆきます。
経験によって鍛えられてゆきます。
初めっから強い人なんて、ごくごく少数だと思います。
少なくともウチは全然違いました。
もう、お餅のようにフニャフニャに弱かった、と思います(笑)。
(その分、ねばり強かったのかもしれませんが、、、。)
「経営する」ということは、孤独な戦いの連続であり、
熱意の持続なんだとつくづく思います。
仕事に対する熱意と情熱が完全になくなった時が
引退するべき時なんだ、と私は考えています。
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