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2015. 10. 14  
ウチのかっちゃんがある日突然、
ミョ~な動きをし始めてた。

トイレに行った時など、部屋に戻って来るたんび、
を突き出して手を合わせて拝んでるような仕草をしつつ、
2~3度手を合わせる。
部屋に入って来るたびしょっちゅうこれをやる。

「、、、、!?」

なんのポーズをしてるんやろ?
どうせお笑いコンビの新しいギャグネタのマネでも
してるんやろうって思ってた。
それならばいつものことだ。
古くはコマネチ! に始まって、、、。

スポーツオンチのやっちゃんは、
ラグビーの試合なんか見たことがなかった。
サッカー、野球もほとんど見ないのに、、、。

ラグビーといえば、
ゴリラの様なゴツい体格の男たちが、
ダンゴのように固まって押し合いへし合いしたり、
(これをスクラムというらしい。)、
ぶつかり合ったりする危険きわまりないスポーツ、
という印象しかなかった。
イングランドでワールドカップやってることも知らなかった。

南アフリカ戦の直後から始まった、
かっちゃんの妙ちきりんなポーズに加えて、
彼がなんだかやたらと興奮して、

「日本すごい。
日本ホンマにすごいねんぞ~!」

と言ってても、

「へえ~そう。(それがどないしてん。)」

って冷ややかに言ってた。
しばらくして、、、
今夜サモアと日本のラグビーの試合があるらしい。
サモアのラグビーチームってたしか、
試合の前にマオリの勝利の踊りを踊るんだよね?
ちょっとそれ、見てみたい、、、おもしろそう、、、
見てみようかな、、、? 勝利の踊りはサモアでなくてニュージーランドだった

(やっちゃんも3~4年にいっぺん程度、
むっちゃくっちゃうれしい事が起こった時に、
やっちゃん式勝利の踊りを舞い踊ることがある。
すでに今年一回踊ったので、あと3年ぐらい踊ることはないと思う。)

そして試合終了後、
初めてかっちゃんポーズの意味がわかった。



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「ああ!
これやったんか!(けど全然違うぞ?)」

で、、、
多くの女性たちと同様にやっちゃんも、
身体を張って闘う五郎丸選手とのラガーマンたちに、
ガっツン~っと来てしまいました~。




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2015. 10. 06  
10億人を救った特効薬=ノーベル賞

ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった
大村智・北里大特別栄誉教授は、
長年にわたり微生物が作る有用な化合物を探求してきた。
中でも1979年に発見された「エバーメクチン」は、
アフリカや東南アジア、中南米など
熱帯域に住む10億人もの人々を、
寄生虫病から救う特効薬へとつながった。
大村さんは73年、大手製薬会社メルク社と共同研究を開始。
さまざまな微生物が作る抗生物質などの探索を進める中で、
静岡県内の土壌から分離された微生物が生産する
エバーメクチンを発見した。
中略
さらに失明につながるオンコセルカ症や、
リンパ系フィラリア症(象皮症)など、
熱帯地域にまん延する寄生虫病にも効果があることが判明した。
世界保健機関(WHO)はメルク社の協力を得て、
アフリカなど寄生虫病に苦しむ地域に
イベルメクチンを配布するプログラムを開始。
メルク社によると、2012年までに延べ10億人以上に
イベルメクチンが無償提供された。
WHOによると、西アフリカでは02年までに
少なくとも4000万人のオンコセルカ症の感染を予防。
象皮症でも00年から対象となる53カ国で
イベルメクチンなどの集団投与が進められており、
20年までの制圧も視野に入ってきている。



、、、大村智特別栄誉教授のノーベル賞受賞を受けて、
日本中が喜びに沸く中で、やっちゃんは難病である、
リンパ系フィラリア症(象皮症)特効薬が、
日本人によって開発されていた事実を昨日初めて知って、
驚きと尊敬で胸が一杯になった。
しかも近い将来にはこの病気が撲滅されるかもしれない、
ということも!

実はやっちゃんはだいぶ以前にこの病気、
つまりリンパ系フィラリア症(象皮症)の事を
調べてたことがあった。
そしてアフリカ諸国の苦しむ患者さんの写真を見て、
ショックを受けた。

その黒人男性の両足は、
全く象の足のように巨大化してしまっていた。
歩行するなどとても不可能だ。
そして病状はどんどん進行してしまう。

なんで象皮症を調べてたかっていうと、
かの西郷隆盛が罹患者だったからだ。

鹿児島県人でそこそこの年齢の人ならば、
西郷さんが島津久光の不興をかって南方へ島流しにされ、
その時にフィラリア感染症に罹り、
睾丸が巨大化してしまった事実を誰でも知ってる。

やっちゃんも西郷さんの事をあれこれ調べてて、
この事実とフィラリア感染症の恐ろしさを知った。


顧みられない熱帯病―リンパ系フィラリア症より

フィラリアという寄生蠕虫(ぜんちゅう)を病原体とし、
蚊に媒介されて人に感染する病気です。
感染するとリンパ系に大きなダメージを与え、
足が象のように大きく腫れる象皮病などの
身体障害を発症することがあります。
リンパ系フィラリア症は熱帯・亜熱帯の73カ国で
1億2千万人以上が感染していると言われています。
リンパ浮腫は主に足に起こりますが、
腕、胸、生殖器にも起こることがあります。
リンパ機能が低下することでほかのバクテリアに感染しやすくなり、
やがて象皮病へと進行します。



おそらく西郷さんも進行していったのだろう、と思う。
睾丸が、ある本には頭大だった、と書かれてるのもあり、
ある本には地面につくほどだった、と書かれてるのもある。

いずれにしても、これらの怖ろしい感染症
特にアフリカ諸国など貧しい途上国の実に多くの人々に、
長年、言語に絶する苦しみを強いてきた難病であり、
先進国といわれる国に住むわたし達に、
今までその存在をあまり知られることがなかった、と思う。

それを1人の日本人科学者が救った。
こんな素晴らしいことがあるなんて、、、!
今まで知らなかった事がホントに恥ずかしい。

だけど世界で根絶するには、
まだまだ道のりは困難なのかもしれない。

まず私たちが世界の現状を、
これらの感染症に苦しむ多くの貧しい人々の存在を、
知ることがその第一歩だと思う。


インサイド ワールド イングリッシュより転載させて頂きます

この病気は熱帯性の83ヶ国に蔓延している。
イギリスのリバプール熱帯医学学校のデビッド・モリニュー氏は,
これらの地域に住んでいる人は感染の危機にあると言う。
「この83ヶ国の中で感染の危険にあるとWHOが推測しているのは,
13億人を超えています。
まあ言ってみれば世界の人口の1/5が感染にリスクにあるのです。」
と彼はいった。
これほど社会的に無視された状態はほとんどない。
リンパ管フィラリア症根絶のための世界協会は,
最前線でずっとこの病気と闘ってきた。
グループのビデオからわかるように,
象皮病は主に農村の貧困層に影響をあたえ,
ウガンダ出身のこの男性のように感染した人をより貧困にする。
感染した手足の洗浄は苦痛を和らげるが,症状の治癒や,
症状の進行の停止を止めることはできない。



大村智特別栄誉教授の偉大な功績によって、
これからも多くの貧しい人々が救われ、
ごく近い将来に世界から根絶されることを、
同じ病気で苦しんでおられた西郷さんも、
きっときっと天国で、強くつよく望んでおられるに違いない。


記者会見時に突然安倍総理から電話があった時の大村博士の姿、、、
その向こうに博士の怒りを感じたのはやっちゃんだけ?
多くの人を救った偉大な人はこのNEWSを
一体なんと感じておられてるだろう、、、。
きっと誰かに愛されているさんより
 米軍の「国境なき医師団」への空爆





2015. 09. 16  
そうや~!
いっちばん重大な問題に触れるのを
すっかり忘れてた~!

現憲法下において自衛隊は軍隊であるとは定められていない。
法的には警察予備隊として存在している。
つまり軍隊ならば当然持っているべき、
軍法、軍事法廷が存在しない。

このような法的位置づけのまま、
今法案が可決され、 米国の紛争に伴い、
万が1つにも他国の民間人を殺してしまったら
一体どういうことになるのか―?

PKO部隊であれ、NATOであれ、多国籍軍であれ、
紛争地域当事国の司法では裁かれない、という
訴追免除を受けている。

国連PKOでも兵を出す派遣国と国連が、
国連地位協定が結ばれ、訴追免除を受けている。

多国籍軍などは軍事基地協定、
という形での訴追免除を受けている。

つまり全ての軍隊は他国での軍事行動による殺傷に関し、
当事国における司法では裁かれない
という訴追免除を受けている、ということになる。

戦争なんだからある意味当たり前なのかもしれないが、
当然そのままですませて殺された側の地域、
当事国がそれで納得するはずはなく、
軍を派遣した側の軍法に照らし、軍事法廷によって厳しく裁かれる、
という大前提によって双方の均衡が成り立っている。

ところが日本の自衛隊は、
軍隊だと法的に定められていないので、
当然軍法も持たないし、軍事法廷も存在しない。

では刑法によって裁けばいいのでは?
ところが日本の刑法では国外犯規定があり、
刑法を適用することも不可能だ。

つまり今の現行憲法のままでは、
集団的自衛権行使によって自衛隊を海外派兵するなど、
絶対に不可能、ということになるはずだ。

軍法を持たない組織を海外派兵するなど、
世界から見て、違法、非常識も甚だしいはずだよ?

それを可能にするにはまず憲法を改正し、
自衛隊を明確に軍隊である、
法的にきちんと規定するしかないはずだ。

それ以外に国際法に則って、
集団的自衛権を行使できる道などあり得ないはずなんだよね。
なんで野党、そこらへんもっと追及しないんだろう?

ここの問題に全くふれずに、
ただ単に憲法解釈変更などという姑息なやり方で
法案可決をゴリ押しようとする現政府が、
国際的視野からみても如何にいいかげんであやういものか―。
が良~く理解できるだろう。

こんなままの状態で、もしも万が一、
自衛官が誰か1人でも
他国の人を殺してしまったら―?

日本は、当事国はもちろんのこと、
世界中の非難を浴びることになる。

もしくは当事国によって逮捕され、当事国の裁判にかけられ、
当事国の法に則って、
自衛官が極刑に処せられたとしても、
何1つ日本政府は文句言えないだろう。
現憲法下では軍隊ではないんだから。

他国における自衛隊員たちの立場を守り
隊員たちの安全
本当~っに真っ剣に考えてる、
と本気の本気で言ってるのならば、
まず真っ先にこの問題を実行し、正統にするのが当然で、
しごく全うな筋道なんじゃないのか?


こんな状況下での自衛隊を、
後方支援という名の戦闘行為に刈り出すなど、
いやしくも一国の主権国の総理大臣として、
これを言語道断、恥知らず、大ウソツキ、ペテン師、
おまえの母ちゃんデベソや~っっっ!!!
といわずしてなんなんだろう?

政府はこのことを国民に明確に説明するべきだ。
次にまず、自衛隊を軍隊であると憲法改正するべきだ。
法案可決うんぬんなど、それからず~っと後の話でしょう。

今日、明日にも強行採決するらしい。
開いた口がふさがらんわ。


2015. 09. 07  
1枚の写真が欧州、
いや世界中衝撃を与えている。



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過激派組織(IS)が攻勢をかけている、
シリアのアインアルアラブ出身のアイランちゃんは、
内戦が続くシリア北部のコバニを脱出し、
トルコのボドルムからおよそ18キロ離れた
ギリシャのコス島へ渡ろうとしたところ、
船が転覆。
今月2日ボドルム付近の海岸で遺体で見つかった。


<難民男児遺体>「映像に世界が震撼」欧州首脳にも波紋

EUを揺るがす「難民」問題~次々流れ着く溺死体、
冷蔵車内で71人窒息死も EU連帯の理念が瓦解の危機に瀕している




詳しいことは上の記事にゆずるとして、、、
この幼い犠牲を生み出した最大の元凶は一体なんだったのか?

テロ組織か?
ISか?
中東、アフリカ諸国の果てることのない
激化し続ける民族紛争、内戦なのか?

いや、それは違う。
最大の元凶は米国を最大とする大国の、
軍事介入、侵略戦争が引き起こした結果だ―。
とやっちゃんは考えてる。

もう何度もここに書いてきたけど、
アフガン、イラク戦争を徹底検証するべきだ。

少なくとも戦後70年、
日本の自衛隊は絶対、こんなことしていない。
誰1人、殺していない。

湾岸戦争のトラウマ?
アホらしい。

憲法9条を堅持し、一切の戦闘に参加せず、
誰1人殺していない事実をこそ、
やっちゃんは、いや、きっと世界中は認めている。

それをこそ私は誇りに思う。


イラク戦争で犠牲になった一般市民は、
遺体が確認できてるだけで15万人、その他の死者も含めると、
ゆうに50万人とも65万人とも言われてる。

そしてたった今なお空爆が行われ、
その下で全く罪のない民間のごく普通の人々が殺戮されており、
アイランちゃんのような子供たちが数10万人も殺され続けてる。

そして同時に数千人もの若い米兵たちも殺し殺され、、、
その陰では戦死扱いにはならない、
民間戦争請負派遣会社がからむ実に多くの貧しい人々が、
トラック運転手や倉庫番や運搬人などの前線で働く労働者たちが、
40度を超す猛暑の中で死んでいっている。

戦地に若い人手はいくらあってもあっても足りない。

、、、戦争法案が可決されれば、日本は米国の指示通りに
中東紛争にも内戦にもアフリカにも、
加担せざるを得ないのは絶対に間違いなく、
わたし達のあの自衛隊員たちが、
米軍と足並みそろえて、
民間人の殺戮に手を貸すことになる。

度重なる大災害時に実に多くの人々を
何度も何度も救ってくれた、あの自衛隊員たちが、、、!

それを違う、と言ってる人たちは
大ウソつきだろう。
米国の指示通り、命令通りにやるしかない。
絶対日本は拒否できない
あれも。これも。

わたし達の自衛隊員さん達が、
南相馬で、神戸で、
過酷な災害活動をしてくれたあの隊員たちが、
数万ものアイランちゃんを殺す。
374彼らはあまりにも若かった。そして、、、戦場に行く


それはイヤだ。
これも何度も書いてきたけど、
それだけはやっちゃんは絶対イヤだ。

つまり全世界の全テロ組織、
もしかして全イスラム、アフリカ諸国の人々から見ても、
数十万数百万の難民の人々から見ても、
彼らから見れば今後、
自衛隊と米軍は一心同体

すでにその前提で訓練が始まってるじゃない?
しかも今まで絶対含まれなかった、
人を殺す
という訓練が既に始められてる。
布ぅ楽雑記さんより
 辞職した20代の元自衛官へのインタビュー



難民の人々はISやボコ・ハラムなど過激派組織に対して、
あるいは内戦状態の政府軍や反乱軍に対して、
当然憎しみを抱いているだろうけど、
恐らく米国に対しても恨み骨髄だろうな、と思う。
日本は米国と共にそれを受け止める覚悟をしないといけない。

賛成してる人たちは、
その覚悟はできているんだろうか?

つまり全世界の全テロ組織を、
徹底的にに回す覚悟はしなければなるまい。

やっちゃんはダメだ。
そんな覚悟は到底できない。
恐い。
まだ中国、北朝鮮の方がず~っとマシ。

少なくとも国家だから。
外交も話し合いも、休戦も、停戦も可能だから。

テロ組織は国家じゃない。
話し合いもできないし、休戦なんかない。
激化し続ける民族紛争、内戦にも終わりはない。
停戦なんかもはや永遠に存在しない。

現在内戦状態の国々も、
今は国家の体をなしていない。
無法地帯になってる。

終わらない泥沼のテロとの戦争に、
現在多くの国で行われてる終わりのない激化した内戦に、
から突っ込んでいく、という覚悟がなければできないよ。

それが米国が世界にもたらした恐怖の結果であり、
米軍との集団的自衛権を行使する、ということ。


日本の選ぶ道は絶対他にあるはず。
なんで、そこの徹底した議論
全然見えてこないんだ?



それが目を眩ませられてる、ということ。

NHK始めマスコミが操作されている、ということも
もちろんある。
ポジショントーク、つまり都合の悪いことは言わない。
流さない。

だけど連日のように尖閣、南シナ海の脅威は報道しているのに、
今現在比べ物にならないほどの脅威となっている、
激化し支配地域を拡大し続けている紛争、内戦をしている国々、
侵略を受けている国々の真実、実態を全く報道しないのは何故か?

例えばコンゴ。
例えば南スーダン、シリア、リビア。
例えばチベット、ウイグル。
例えばアフガン、ナイジェリア、イエメンなどなど、、、。

やっちゃんは一度、
コンゴで内戦の犠牲になった、
ある黒人女性のドキュメントを見たことがある。
その残虐さはここに言葉にできないほどの恐ろしい真実、、、。
コンゴはこれ以上ないほどひどい状態だ。

これらの国が地理的に遠いから、
自衛隊は、日本は、巻き込まれない、
というのはおかしい。
現に南スーダンに派遣されている。

もちろん尖閣問題が大問題であることに
なんら異論はないけれど、
そういう世界の実態をも、わたし達はもっと知って、
そのうえで世界における日本の国防問題を考える必要性を
ものすご~く考えてる。

そのためにはまだまだ時間が足りなさすぎる。
報道は全くできてない。
この法案を審議してる国会中継すらしないマスコミ。
今のままで、来週にも可決しないといけないなんて、
絶対に納得できない。

そして、これだけの大量の難民問題、
各国首脳が頭を抱える最大の難題であるこのことを、
生み出した原因は何なのか?
それを少しでも取り除くことは、もはや絶対に不可能なのか?

そこにこそ、戦後70年間、
9条の理念の元、
誰1人として殺さずにきた日本の自衛隊の、
最大のミッションがあるはずじゃないのか?

それをこそが中東における泥沼の戦争からの撤退問題で、
今や全く出口の見えない同盟国アメリカを、
難民問題で死ぬほど苦悩する英、独、仏ら欧州を、
強固に補完する、
日本にしかできない
大きな役割が絶対あるはずだ。


そのおよそ不可能に思える困難な役割り道程をこれから1つ1つ、
地道に果たしていくことこそが、
激変する脅威に満ちた世界情勢の中で、
日本にとって、
最大の抑止力になる、とやっちゃんは思う。


戦争させない抑止力とは、
米国との軍事同盟だけじゃあない。
このことだけは確かだ。

現に日本に対して、
「集団的自衛権行使容認」を求めている、
米国の巨大勢力は一枚岩ではない。
全く別の勢力がまた存在していて、
彼らが日本に対して求めているのは
決して軍事力ではない。

は血を、
憎しみは憎しみを、
殺戮は殺戮を呼ぶことしかできない。





2015. 07. 19  
構造改革―。

今、日本に起こってるのは、
米国発の第2の構造改革だとも言えるかもしれない。

かつて小泉政権下で、
米国発、新自由主義の政策の元、
徹底した規制改革で国の規制をとっぱらい、
市場の原理主義により、
日本型資本主義の国柄が、
アメリカ型弱肉強食の国柄に大転換してしまった。

これはかの悪魔竹中平蔵が米国グレン・ハバードら
ジャパンハンドラーズのエージェントとして、
下図を描き、根回しし、実現をもたらせた産業構造改革だった。

かつての日本は成人男性は正社員がごく普通で、
バイトや派遣に従事する人はごく一部の人々だった。

改革の結果、最も層の厚かった中間層はたちまち崩壊し、
ごく1パーセント以下の超富裕層と、
50パーセント近くにもなる非正規社員との、
大多数の貧困層と貧富の差が拡大する国になってしまった。
TPPと派遣労働法の改正で益々拍車がかかっていくだろう。

富のトリクルダウンなど、もはやいつまで待っても起こらない。
ごく普通に結婚して、子を持ち、ささやかだが小さな家を持ち、
定年を迎えるまで会社の中で精一杯働く―。

そんなごく普通の小さな望みさえ、
多くの人たちにはもはや実現がむずかしいものに
なってしまった。
あの小泉政権下で、こんな事態が引き起こされると予想した人は、
一体何人いただろう?


2014年4月 武器輸出解禁―。

このことをに叩きこんでおかないといけない。


いつのまにか決まってしまった武器輸出政策
これと集団的自衛権は密接にリンクする。

この戦争法案強行採決によって、
三菱重工、川崎重工、東芝、NEC、IHI、富士通、日立製作所、
コマツ、ダイキン工業などなど、
軍需産業トップ10の企業、経団連グループと国防族らは、
もろ手を挙げて勝利の踊りを舞い踊っているだろう。

武器の輸出で日本が儲かるのならいをいことなんじゃないか―?
と考えるのはちょっと待ってほしい。
この事が恐ろしい事態を引き起こすことになる。

日本の産業構造が変わってしまう。
つまり再び日本という国の国柄が変わってしまう、
という事態になる。

戦争をせざるを得ない国」に―。


この政策で莫大な利益を叩き出すには当然
武器、武器関連で大量生産大量販売しなければ
ならない。

武器がどんどん生産されれば、利益を得るために、
どこかの国の軍部武装組織にどんどん営業して
売らなければならない。

どこかで紛争や戦争が起これば、
それを武装解除、紛争仲裁なんかしてたら儲からない。
米国の実態を見ればそれが一目瞭然だ。


前記事で紹介したように、
過去、米国は実に多くの軍事介入をしてきてるけれど、
もっと細かく見てゆくと、
例えば直近のIS(イスラム国)への空爆のようなものも含むと、
70年の間に実に30回以上もの軍事行動をしてる。

なんでそこまで―?
と素朴な疑問の答えはこうだ。

米国には武器の生産拠点がものすごく数多く存在し、
そこには大量の人々が雇われており、
しかも予算の削減がこれからさらに進められてゆく。
それによって、武器工場が閉鎖に追い込まれたり、
人員削減したりせざるを得なくなる。
一気に米国の景気に悪影響してしまうだろう。

それを食い止める手段としては、
いずれどこかで再び戦争をする他ない。

それがどんな結果をもたらそうと、
人々が何十万人殺されようと、
利益を確保し、雇用を確保し続けるためには、
どこかでに紛争が起こり、
武器供給が潤沢に回り続ける他はない。

米国はそういう経済構造の国、
なのだ。

つまり米国という国は、
戦争をしなければ経済がもたない国
だと言える。


ここへ来て、世界各地で武装勢力の紛争が激化して、
支配地域が拡大してる最大の原因は、
各国、大義名分名目は様々言ってるけれど、
米、露、仏、サウジアラビア、中国などの大国の、
武器輸出供給にあると思う。

そこへ日本も参入していって、
大国と同じように利益確保することを切望している。
つまり安倍さんの覇権主義の萌芽だ。

しかも米国の予算が削減されれば、
他のどこかの国が軍備軍事行動を増やさない限り、
米国の軍需産業はかつてない程の大打撃を蒙ることになる。
片務的な同盟国日本ほど、
ドンピシャ的確にあてはまる国が他にあろうか?


こういう構造的な問題が、
日本の武器輸出政策、
集団的自衛権行使という大変革
によって、
かつての小泉構造改革によってもたらされた、
産業構造大変革の悪夢―。
いや、
さらなる地獄絵図を私たちは再び突きつけられるだろう。

利益を出し続けるために。

イヤでも戦争せざるを得ない国として―。





かっちゃんやっちゃん デコボココンビです。 
IMG_1646_convert_20120204090505.jpg       おこしやす ごてヤスやっちゃんどす。
年季入りの歴史戦国大好き歴女です。
これ、ただのコスプレです。         本職の芸姑さんじゃありませんもちろん(笑)。         当ブログはリンクフリーです。
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プロフィール
2_convert_20150509053231.jpg Authorやっちゃん なぜか10人いれば10人           「 奥さんB型だよね? 」といわれるO型です。
頭に血が昇るとついガラガラヘビ状態に
なってしまいます。
更年期と戦う日々を送ってます。
介護事業所にてバイトしてマス。
大阪で建築業を営んでいましたが      かっちゃん実家鹿児島母要介護リハビリ
のため大阪から鹿児島に移り住みました。
やっちゃんO型       かっちゃんA型
あだ名 ごてヤス     自称 南海の黒豹

出身京都 現在鹿児島 出身鹿児島45年ぶりに
趣味 花づくり 読書   大阪より帰鹿

かっちゃん座右の銘 命惜しむな名こそ惜しめ
かっちゃんの尊敬する人 西郷隆盛
好きな人   西郷隆盛
好きなこと  西郷隆盛の本を読むこと。

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