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2011. 11. 29  
(その92)に続いて、も一回、選挙関連の話を書きます。
あんまり面白いんで、、、。

ゆうべ、古舘さんの「報道ステーション」見てたら
「週刊新潮」と「週刊文春」が橋下元知事の私生活とか、
生い立ちとかすごいネガテイブキャンペーンしてたんだって。

最近ほとんど週刊誌読まないから全然知らなかったの。
内容読んでないから良くわかんないけど、これ、そうだったんなら
バカだね、、、新潮、文春、と思った。(笑)

大阪人の特性、っていうか、資質、
何にもわかってないんだなあ、、、。

わかりにくいかなあ? 大阪人。
特に東京の人には、、、?

でもこういうのって、どこからの指示なんだろう?
政、官、財とか新聞社とか関電とか東電とか?  
そこらへん、知りたいワ、、、。(笑)

大阪で高い視聴率とってるらしい
「そこまで言って委員会」の司会者、たかじんは、

東京に流すんなら、俺は番組降りるぞ。」

って本番でしょっちゅう言ってるし。
他県民の人が聞いたら驚くよネ、多分、、、。
でも大阪普通なの、こういうの。

だから「たかじん」にゲスト出演する
大物政治家、ジャーナリスト、専門家、学者、
向こうでは本音でいえない話、みんなついポロポロ本番中に
しゃべっちゃうの(笑)。
(東京、放送されないから。)

「朝まで生テレビ」は最近たてまえ論ばっかりで
全然おもしろくないし、、、。

昔、藤本義一さんが11PMでマスコミにほされまくってた
「反原発」の学者が出演したときに、生放送中、
関電から

「すぐにだまらせろ。」

と電話がかかってきて、

「本当の事をしゃべらせて何が悪い。」

と一喝したのは有名な話。

往年の名パーソナリティ、
浜村淳さんもそういう人だったなあ、、、。
昔、深夜のラジオで当時の水俣問題とかバシバシやってた。

大阪はTV局側はともかく、
そういう気骨のある人、普通に一杯いたし、
今もいるとこだと思う。
(昔に比べたらだいぶおとなしくなってしまってるけど、、、。)

でも、なぜか大阪って恐いイメージがあるみたいで、
石神一小で津波被害にあった男の人たちに、

「ねえみんな、思い切って大阪出てこない?
仕事と住む部屋、頑張ってさがすよ、私。」

って言ったら、

「うーん。大阪、恐いイメージあるからなあ、、、。
行くとしても、名古屋あたりまでかな。」

あら、そう、、、。

いいとこなのに、大阪。 
全然恐くないのに。

熱い人情のある、あったかい町。
土性骨(どしょっぽね)のある町。

そういえば、昔ガードマン時代に沖縄からきてた若い職人が、

「自転車で走ってたら、ドライバーにアホーってどなられるから、
すごい怖いんです、ボク、、、。」

って言うから、

「ああ、あれね。あのアホ
「気をつけろよ、しっかりせえよ。」っていってるだけなの。
だから恐がらなくて大丈夫だよ。」

って説明したんだけど、全然通じなかった(笑)。

橋下元知事の評価って賛否両論だし、
大阪はとても財政きびしい状態なので、
これから府政をしっかり見張っていかなきゃ、て思うんだけど、
1つすごい同意したことがあって、
ある教育委員会の人に
地元の問題でとても腹が立ったことがあったんだけど、
近所の奥さんたちと、

このボンクラ教育委員会ッ。」

って言ってたの。
( 相手に聞こえないようにボソっと。(笑) )

そしたら橋下さんが、

あのクソ教育委員会。」

って言ったから、

「あらららら、、、いいの?  そんなコト言って、、、。
けどウチら、わかるわア、それ。」 

みたいなカンジで、、、。(笑)

独裁者って批判もあるみたいだけど、
私個人としては正義の独裁ならいいか、と思ってます。
どうか平成の坂本龍馬であってほしい、と強く願います。

全く私利私欲ではなく日本の将来を憂えた
維新の西郷さんや吉田松陰のように。

日本の熱い若者たちのこれからのために。
(でも民意も問わずになる総理大臣職を
独裁っていうと思うんだけどナ、、、。)

そういえば、東京の方では、漫画家のちばてつやさんが
脱原発集会の呼び掛けに動き出してるって、、、。

大阪府民も気骨を持ってしっかり目をこらしていこう、と思う。

と、思ったとたん、吉本興業が北海道の銘菓、
「白い恋人」をパクって「面白い恋人
っていうのを販売して提訴されてるんだって。
パッケージもそっくりなの。

マズいでしょう、こんなの。 そりゃ怒るよ? 製造元。
製造元の社長が

「面白い恋人って、こんなの私らには面白くないです。」

って言ってて、、、。

ハイ、ほんとにおっしゃる通りだと思います。
府民の一人として、深くおわび申し上げます。

そしたら、街頭インタビューでおばちゃんが、

「これな、面白い恋人っちゅうのんやめて、
面白い変人にしたらええんちゃうん?」って、、、。

やっぱり面白すぎる、、、(笑)。





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2011. 11. 28  
昨日選挙に行ってきました。
大阪府知事選と市長選のダブル選挙で。
ウチは松原市なので、私の投票は知事選のみ。
もっと市長選は拮抗するかと思ったら、結局橋下さんの大勝でした。

昔、結婚したての頃までは、
あんまり選挙なんか行かなかったんです。
「1票ぐらい、入れても入れなくても大勢に影響ないし、、、。」
とか思って。

一番の理由はやっぱりめんどくさい、
というのがホンネのところでした。
誰が何を主張してるのか、さっぱりわかりにくいし、、、。

でも、夫に
「アホか、おまえは。 選挙は絶対に行かなあかん。」
と、無理やり引っ張って行かれるようになって(笑)、
それから必ず行くようになりました。

夫いわく、
「誰に投票するかはもちろん大事やけど、
 もっと大事なんは投票率を上げることなんや。」
とずっと言われてて、、、。
だいぶその重要さがわかってきました。( 遅い? (笑) )

政治家はなんとしても選挙で当選しないとただの「失業者」になる。
何より「票田」の言うこと重視する。
でも昨今、組織票だけに頼ってたんでは当選できないから、
投票率の高い世代の浮動票を獲得できないと当選は無理。
投票率の高い世代の言うことは絶対無視できない。

でも世代間投票率では若い世代がまだまだ低い、
というのが現実、、、。
「どうせ彼ら、あんまり投票行かないから、
 聞くフリだけしといて無視しとこう。」
ってことになってしまう、、、。

でも、今回何度か被災地に行って、つくづく思ったの。
 「すごいよ、燃えてるよ。 日本の若者。
 マスコミで言われてるように、
冷めた悲観的な人ばっかりじゃ 全然ないよ?」
って、、、。

ウチらみたいなおっちゃん、おばちゃんも一杯いたけど、
圧倒的に20代から30代の若い人が多くて、それも
毎週末、仕事の休みのたんびに関東方面からもどんどん来るの。
一番すごかったのは、福岡から毎週末、車で来てる若者がいたの。
2人で。
もう、そのタフさ、情熱、体力、さすがに負けましたワ。(笑)

彼らも自分のことで一杯いっぱい、のハズなんだけど、それでも
自分以外の誰かにも、精いっぱい手を伸ばしてる。
一緒に真剣にこれからの日本のことも考えていこうとしてる、、、。
そういう若い人、すごいたくさん出会いました。

彼らと仕事の話や色んなお話させてもらって、
( 悩みも色々聞いたけど、 )
私もパワー、一杯もらった。
まだまだ負けませんわよ、と自分にも気合入れ直してみたり、、、。(笑)

恐らく宮城、岩手方面はもっとすごいたくさんの若い人が
行ったと思うし、今度の台風12号で和歌山、奈良が
甚大な被害を受けて、わざわざ東北の団体が来てくれた、
とも聞きました。
地元和歌山の学生さんたちも活躍したとも、、、。

正直いって私も今まで、若い人や日本の将来に
どこか悲観的な気持ちがあったんだけど、
それ、間違ってたなあ、とつくづく思ったの。

「全然すてたもんじゃないよ? すごいよ、日本の若い人たち。」
って本当に思った。

この若者たちの正義感あふれるパワーを
自分のことしか考えてない老獪な政治家たちに
「奴らのいうこと、いつまでも無視してたらやばいぞ、、、。」
って思わせないと。

若い人、みんな選挙には必ず行こうネ。
私も昔はめんどくさくて行かなかったから
全然えらそうなこと言えないんだけど、、、。(笑)
2011. 11. 25  
今日の朝日新聞の「プロメテウスの罠」で、
この8月、福島二本松のゴルフ倶楽部が、
東電に放射能汚染された土壌の除染を求めて
東京地裁に仮処分を求め、
訴えを起こしていたことを初めて知りました。
TVのニュースではそんなの言ってなかったと思うんだけど、、、?

東電側の主張は、

「原発から飛び散った放射能はすでに東電の所有物ではない。
したがって、東電は除染に責任を持たない。
飛び散った放射能物質は無主物であり、
検出された放射性物質は誰の所有物でもなく、責任者はいない。
だから放射性物質は、すでにそれがくっついた土地の所有者の
ものとして、土地の所有者がめいめい勝手にやってね。」

ざっくりと言えば、こういうこと。

これに対し、東京地裁の決定が10月31日に下され、
ゴルフ倶楽部側の訴えを退けたと、、、。
その趣旨は

「今、国が除染や損害、経済的な不利益には色々な手立てを
 あれこれと考えているのだから、
それを大人しくじっと待っててね。」

というもの。

でも、それが全く埒があかず、じっと待ってたら
民間の事業者はどんどん倒産してしまうから、
あえて訴えを起こすことに踏み切ったんだと思う。

無主物とは、( こんなの初めて聞きます。)
ただよう霧や、雲や、海で泳ぐ魚のように
誰の所有物でもないものを指すそうです。

恐ろしい、、、!!

この東電側の主張って、誰が聞いても「おかしい。」と思いません?
だって、今回ばらまかれた放射性物質は、
もともと自然界に存在していたものではないもの。

原子力発電所内で「人為的」に創り出された「猛毒物質」。

それが初期対応の判断ミス、人的ミス、
従来からの管理監督点検ミスも多いに原因して、
ここまでの大惨事にまでなってしまった、
と私は考えていますが、、、!?
( だって実態は、あの「原子力安全・保安院」だもん。
(その83参照)
  その83 「原子力緊急事態宣言」の発令 
これでいったら、内部被ばくした放射性物質も、
すでにその被ばくした人、本人の「所有物」という
論理になってしまうよ!?

これがこの地震列島日本の、全国各地に大量に
( しかも人口密度の低い所ばっか )建てられた、
原子力発電所を動かしている、会社や組織や国や司法の
お偉いさんたちの本音、なのだと思う。

実際問題あまりにも被害が広範囲すぎて、あまりにも実態が深刻すぎて、
もうどうにもお手上げ、だということ、、、。

1回目の南相馬行きの帰りは、北陸まわりで帰ってきたのだけど、
途中、福井県の旅館に1泊だけしたんです。

福井はご存じのとおり、原発銀座、と呼ばれるほどのところ。
そしてまた何とタイムリーに、ちょうどその日に、
「福井県知事」の地方選挙があったんです。

この大災害で、対立候補の「脱原発依存」を訴えている方に
票がかなり流れるだろうな、と予想しながら見ていたら、
意外にも現職の「原発、もんじゅ推進派」が圧勝しました。

で、泊った旅館の若い仲居さんとお話ししてみたんです。

「今回、福島の方にはとても気の毒な
 大事故が起こってしまったけれど、
ここの原発は絶対大丈夫だって聞いてるし、、、。」
「それって、誰から聞かされてるの?」
「もうずっと子供の頃から。 
地元のテレビのコマーシャルとかで、繰り返し繰り返し、
ずっと普通に当たり前にやってるから。
今でもそういうものだと思っている人、けっこう多いと思う。」
「えーと、じゃあ、もんじゅとプルトニウムのことに関しては
ここでは何て説明がされているの?」
「もんじゅとプルトニウム?  それが何か関係するんですか?」

、、、この若い仲居さんお一人だけでのお話なので、
他の県民のみなさんのお考えは全くわかりません。
地道な反対をずっと続けておられる団体もある、と聞いています。
そしてこの福井原発から大阪に莫大な電力を送ってもらって
いることも。

雇用問題など幾多の問題を抱えている、
過疎化の進む地方の問題、インフラ、電力供給、電気代、
複雑なさまざまな問題がある。
ということは承知しますが、、、。
でも、、、。

これほどの取り返しのつかない犠牲を強いる「原発」。
故郷を根こそぎ奪う「原発」。
人力では、地球上では、絶対に制御不能な「原発」。
これから先、育ってゆく子供たちにどんな影響があるのか
誰にも全く予測できない「原発」。
最悪のことが起こっているのに、誰にも責任がとれない「原発」。

今の人類の英知を結集して、全力で取り組んでいけば、
この恐ろしい原子力に変わる代替エネルギーや自然エネルギーで
まわしていけるんじゃないのかなあ、、、?
と、思う私は楽観的すぎるでしょうか、、、?
原発に替わる雇用を産み出してゆくのは絶対無理でしょうか、、、?

つい先日の「たけしのTVタックル」で、TPPの問題をやっていて、
ゲストで初めて出てきた男の人が、
「あれ? この人、どっかで見たことあるよ?」
と思ったら、「農協との30年戦争」の著者さんでした。

夫の実家が専業農家で、
( 今は高齢のため引退。
 米作とタバコの葉、しいたけ栽培などをやっていました。
 現在は田んぼ、畑は荒れないように、
 身内の人たちに作ってもらっている状態。)

はるか昔、今は亡きお父さんが、
農協に出したタバコの葉の等級が、
思いがけず良くない等級をつけられたときに
イモ焼酎をグイグイやりながら、
  「そいどん、農協な世話んなっとるから逆らえんと、、、。」
と、悔しそうに話していたのを思い出して、

「へえ、、、。
  農協にこんなケンカ、売ってる人もいるんだ、、、。」
と、ふと思って、本屋さんで手に取った本でした。

この本の中に、比較的軽微な作業で、
使用する道具もハサミ1つで危険のない、
「ナチュラル水耕栽培」に取り組んでいる、と。

しかもそれが体に障害のある方々の雇用に尽力する方の目にとまり、
著者さんと共同で取り組んだところ、
障害のある方、約80パーセント以上の方は、
作業が充分可能であることが確認できた、と。

この、本来なら多大な設備投資の必要だった水耕栽培を、
シンプルで使いやすく、建設も簡単なシステムに作り変えて、
従来の10分の1のコストで可能なシステムを構築し、
2009年に増築も実現し、今も販路を拡大していっていると、、、。

本を読んだだけなので、実際の詳しいことはわかりませんが、
まだまだ多くの課題に取り組んでおられるのだろう、と思いますが、
私、やっぱりすばらしいなあ、と思いました。

昔、トラックの運転手をしていた時に、配達のルート先に
知的障害をお持ちの方ばかりが働いておられる所が1カ所あって、
その労働環境の悪さに、
とてもショックを受けたことがあったのです。

まず暗く、閉鎖的で、湿気が多く、
そしてニオイがとてもすごくて、、、。

毎回そこへ配達するたびに、
  「この悪臭の中で、、、!」
と、それが気の毒でたまりませんでした、、、。

もしもこの本に書かれているような
明るい、サンサンと降り注ぐお日様をあびながら、
比較的軽微な作業で、あの方たちが雇用されるようになったら、
どんなに素晴らしいだろう、、、!

人の英知を結集して、原発じゃない雇用を産み出す
もっとこんなことや、あんなことができるようになったら、、、!!

2011. 11. 23  
東日本大震災 故郷への愛-①
  はこちらからお入りくださいね

故郷への愛・・・10

大阪へ戻ったのが確か4月10日前後、
だったと思います。

しばらくぼーっ、、、としてしまいましたが、
まだほとんど仕事が動いておらず、頭の中は
あの避難所でひっそりと、ほとんど1日中動けずに
じっと寝ていたおじいちゃんたちの姿ばかりが
浮かんでは消え、していました。

避難所にFAXはあったので運営している看護師さんと、
ときおりやり取りしてみたものの、
細かなことまではわかりません。

地元ボランテイアの方たちの携帯にも何度かかけてみましたが、
むちゃくちゃ混乱しているだろう現地には、
けっこう携帯しにくいもので、
 
「携帯のメールができたらなあ、、、。」

とこの時初めて実感して若い人にメールのやり方を
教えてもらいました。
( なんとこの時携帯メール、まだできてなかったんです、、、。)

その情報で、これから以降必要なもので、
特に支援物資が不足するだろう、と予想されたのが
「春物の衣料品」でした。

なので、これらを集めるだけ集める努力をしてみよう、
と考えてとりかかったのですが、、、。

どうしても私の動きも考え方も「アナログ」になってしまいます。(笑)
中年をはるかに過ぎてから初めてパソコンのマウスを
恐る恐る触るようになった人はみんな多分一緒、だと思いますが、、、。(笑)

チラシをたくさん作って事務所前に貼り出す、
ご近所の方、しんせき中にくばり歩く、といったように、、、。

しかし、私には力強い参謀が存在しました。
前回(その89)でお話した、
叔母がボランテイアの経験が豊富で、

「やっちゃん、私ね、
 力も取り得も何にもない女なんだけど、
人脈だけはすごい持ってるの、、、。」

うーん、、、。 心強いお言葉、、、。さすがだな、、、。(笑)

そこそこのお年なのだろう、と思いますが、
( 誰も知らない。)
あまりにも若々しくてキレイな人なので、
身内はみんな「おばさん」とは呼ばず、
下の名前でSさんと呼んでいます。

このSさんに、
このような場合の効果的なチラシの書き方、
訴え方など、全て教えてもらいました。

何度も文章や内容にチェックも入れてもらいました。
地元の市のボランテイア団体に口を聞いてもらって、
集まりに参加、お時間を頂いてプレゼンテーションも
させてもらいました。

本当にありがたいことにこれらアナログな動きでも、
地元ご近所のたくさんの方から、

大人と子供用春物衣料、作業服( ほとんどまっさらの物 )
医薬品、ハンドクリーム、化粧水、乳液、リップクリーム、
男性用シェービングクリーム、ヒゲソリ、靴下、肌着、
シャンプー、コンディショナー、
などの物資を集めることができました。

買占めにならないよう、お店を1件ずつまわって
買って下さったりと、手間暇かけてご支援くださったのです。

市のボランテイア団体の集まりに参加したときに、
1部の方はこののち、宮城方面に行かれる、ということで、
このとき主婦の方たちが、

「ウチらおばちゃんが行っても役に立つやろか、、、?」

と言うので、

「あのネ、10代、20代前半の若いおじょうちゃんに
 すごい大量の炊き出しをちゃっちゃと用意できると思う?
 今現地で炊き出しに一番活躍してんのは、   
 地元のベテランの主婦のおばちゃんたちだよ。」

「そうか。ホンマにそれもそうやな~。
 ほな、ウチらも行って、頑張ってくるワ!」

ということで(笑)、、、。
( 若い方、ごめんなさい。)

支援頂いた物資を4月23日、でしたか、
夫が軽のハコバンにてんこもり積みこんで、
今度は1人で再び南相馬へ向け出発しました。

さらにこの後、私はひとりで
5月そして6月は1か月にわたり、
現地で動き回ることになります、、、。

この後の活動の様子は下の記事に詳しく書かせて頂きました。
どうぞこちらもごらん下さいね。

その168福島市は実は戒厳令下にあるらしい
その100被災地南相馬京セラ稲盛和夫さんびっくり仰天の出会い1~2
2011. 11. 21  
故郷への愛・・・9

(故郷への愛・・・1,2,3,4,5,6,7,8 )と続けて、
4月初頭の被災地南相馬での実際見たことを
ブログにアップさせて頂きました。

このデコボコブログへお越し下さった皆様、
本当にありがとうございます。
この場をお借りして感謝の気持ちを申しあげさせて下さい、、、。
(ブログ機能の使い方、まだまだ勉強不足、
良くわかっていない、、、。  
最近、やっとカテゴリ編集と写真アップがスムーズに
できるようになってきました。すみません、、、。)

私たちは7月以降、あれから1度も現地には行けていません。
ここ大阪でも「過ぎた過去」になりつつあるなあ、、、。
と感じながらもそれもまた無理もないことと、、、。
誰もが自分が生きていくことで精一杯。
ウチも足元に火のついた商売を何とかまわすことで
必死の今日現在、、、。

私の叔母が、かなりボランティア歴のある人で、
所属している団体で過去に様々な国と地域の活動をしている人なのですが、
5月初旬に、
「ピークはゴールデンウイーク。 それ以降は激減していく。」
と言っていましたが、、、。

現在は多い頃の2割ほどになっている、と聞きました。
しかし今現在なお、現地で1つ1つ、仮設住宅をまわって
支援している人がたくさんいて、阪神淡路の時とも同じく、
これからがますます長い長い過酷な道のりが続いてゆく、、。

なのですが、私は、、、。
「忘れ去られてしまう。」
ことが一番つらいなあ、、、と、、、。 
つい勝手に考えてしまうので、
なので、今は何もできない私、現地で実際に見たこと、感じたことを
今しばらく書かせて下さいね、、、。

前回書き忘れてしまったのですが、この1週間の間に
ゆうこりんからたくさんの物資を石神に届けて頂いたのです。
冬物の、暖かそうな衣類をトラックに満載。
とても多くて、他の避難所の方へもまわって頂きましたが、
これらはとても重宝させて頂きました。

ペーパー類、オムツ類などはかなりゆきわたっていたのですが、
皆さんの着替えの衣類が全然なかったのです。
おまけにゆうこりん直筆の暖かいメッセージが添えられていて、
みんなで感激して読んでいらっしゃいました。

「これ、ほしい人。」
というと、そこに居た避難者の方ほぼ全員が
「ハイッ!!」
となったので、勝手ながら、
じゃんけんで決めさせて頂きました。(笑)

ゆうこりん、本当にありがとうございました。
えらい遅くなってしまいましたが(笑)、改めてお礼を申し上げます。


やはり「お国柄の違い」はとても感じられました。
東北の人はがまん強い、とマスコミでも良く言われますし、
私の知人の人もやはりそう。

こちらの人は、すごい遠慮しい、なんやなあと。
(ガマンにも限界がありますよね。)
  「これ、大阪のおばちゃんやったら、もう、
  ワーワー文句言ってるやろなあ、、、。」
という場面がいくつもありました。

というか、大阪のおばちゃんパワーは恐らく宇宙一、
かと思われるぐらいすごいので、あまり比較対象にはなりませんが、、、。(笑)
( とにかくすごい、です。 
それ以外何と表現したら良いのかわかりません。(笑) )

1人、とても頭のいい友人がいて、
昔からジャーナリストを目指して勉強していて、
新聞社に入社。(現在はすでに退職。)
彼女がポツリと
「ボランテイアって一体なんなんだろう、、、。
一種の自己満足じゃない? どうしても一抹の疑問を持ってしまう、、、。」

と言ってたことがあって、、、。 うん、わかるよ、その気持ち。
誰だって持ってるかも、、、そういう疑問、多分。

でもいいじゃん、それでも。
行きたい人は止めても行くし、
行きたくても行けない人もたくさんいらっしゃる。
私も仕事が吹っ飛んでなかったら、行けない、行きたくても。
それぞれの事情を抱えて、日々の生活がある。
それが一番大事。

自己満足? うん、かもしれない。 
後に5月6月に行ったときはさんざん行政から迷惑がられたし。

「わざわざ大阪から来て、よけいなことするな。」

的冷やか目線、バシバシ受けたし。(笑)
(参照)その168福島県は戒厳令下にあるらしい

でもいいじゃん、誰かに自己満足、と言われても。
だって、とにかく災害が起こったときは、大規模な長期間の

「人海戦術」

が絶対に必要なんだもん。
いちいち疑問感じてるより、動ける人は動く。
これ、全部日給で人を集めたらすごいことになってしまうよ?

大阪、必ず起こるよ、大地震。 
とっくに期限が来てる。 人ごとじゃない。
全国の自己満足したい人、
行ける人はまだまだどんどん行ってネ。
と、あえて言っちゃう。             つづく
かっちゃんやっちゃん デコボココンビです。 
IMG_1646_convert_20120204090505.jpg       おこしやす ごてヤスやっちゃんどす。
年季入りの歴史戦国大好き歴女です。
これ、ただのコスプレです。         本職の芸姑さんじゃありませんもちろん(笑)。         当ブログはリンクフリーです。
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プロフィール
2_convert_20150509053231.jpg Authorやっちゃん なぜか10人いれば10人           「 奥さんB型だよね? 」といわれるO型です。
頭に血が昇るとついガラガラヘビ状態に
なってしまいます。
更年期と戦う日々を送ってます。
介護事業所にてバイトしてマス。
大阪で建築業を営んでいましたが      かっちゃん実家鹿児島母要介護リハビリ
のため大阪から鹿児島に移り住みました。
やっちゃんO型       かっちゃんA型
あだ名 ごてヤス     自称 南海の黒豹

出身京都 現在鹿児島 出身鹿児島45年ぶりに
趣味 花づくり 読書   大阪より帰鹿

かっちゃん座右の銘 命惜しむな名こそ惜しめ
かっちゃんの尊敬する人 西郷隆盛
好きな人   西郷隆盛
好きなこと  西郷隆盛の本を読むこと。

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