fc2ブログ
2012. 12. 28  
フリージャーナリストでルポライターの堤未果さんの

政府は必ず嘘をつく。
 アメリカの失われた10年が私たちに警告すること
。」

をようやく本屋さんで見つけて読みました。
以前から読みたかった本なんですが、、、
(鹿児島本屋さん、なんか半年は遅れてくるような
気がするなあ、、、?)

9・11からのアメリカの「失われた10年」に言及しつつ、
日本に起こりつつあること、起こってきたこと、を
見事に炙り出してくれている。

だいぶ以前に彼女の

「貧困大国アメリカ」

は読んだことがあったんだけど、
その頃は問題意識、全然持ってなくって、
右から左にスルーしてしまった。

やっちゃんは本は一応読むんだけど、
かたっぱしから忘れてしまうの。
せめて半分残ってたら
もちょっとマシな頭の中身になってたと思うの、、、。


ただ彼女の言葉でいうところの

「経済徴兵制」

ということがものすごく頭に残ってた。
そしてそれが今の日本でもはや
現実味を帯びてきてしまった、、、。

つまり格差がさらに広がり、貧困がひどくなれば、
人は徴兵などしなくても金のために前線へ行く。

9・11後、
2011年12月の終了宣言までに10兆ドルの税金がつぎ込まれ、
述べ150万人が派兵され、
約4500人の戦死者と32200人もの戦傷者を出し、
帰還兵の2人に1人は脳障害や被爆に苦しみ、
過半数を占める85万人は今だに職につけないという。

もちろん相手国イラクの子供たち市民たちの犠牲は
はかりしれない。

イラク国内は破壊され、
教育の荒廃と貧困の拡大、
失業率は50パーセントを超え、
100万人が死亡、470万人が難民となり、
国内の国営企業は根こそぎ外資企業に奪われた。

それだけじゃない。
終戦後に生まれてきた子供たちに
残酷な奇形の症状を持つ多くの子供たちが存在する、、、。

堤氏がインタビューしたサリーという女性の言葉。

イラク戦争は政府とマスコミが始めた戦争です。
 でも今思えば結局それを後押ししたのは私たち国民です。
 あの時私たちがテレビや新聞を鵜呑みにせず、
 立ち止まって冷静に自分の頭で考えさえしていれば
、、、。」


イラク攻撃は9・11テロのわずか4日後には
議会で発表されていた。
そしてアメリカ国民は感情的にパニックになっていた。

「フセインは大量破壊兵器を隠し持っている。」
「テロはフセインが関与している。」

という政府発表と報道をいとも簡単に鵜呑みにしてしまった。

だけどブッシュ大統領はず~っと後になってから
9・11とフセインが関係なかったと発言した。

アルカイダとの関係も大量破壊兵器も全て
初めから完全に嘘だった。

そのことにアメリカ国民が薄々気づいた時には
すでに途方もない犠牲者が築かれてしまっていた、、、。

だけどこの戦争で莫大な利益を上げた
1パーセント以下の大資本家たちが存在する。

この本は戦争だけでなく、原発に関してもTPPに関しても
あらゆる国で全く同じ構造で、これと全く同様に
1パーセントの大資本家が莫大な利益を上げるカラクリを
この本の中で解き明かしている。

そしてそれら大資本家の正体も。

彼らは過酷事故が起こっても儲かる仕組みになっている
そのこともきちんと書いてある。

そういえば思いいたることがある。

福島に去年からぞくぞくと除染ビジネスで
ハイエナのように入って行った大手ゼネコンたち。
南相馬のバワフルTさんが言ってた言葉。

「もう除染除染で利権まみれになっている。」と、、、。
106 欺瞞だらけの冷温停止宣言と除染利権

つまり全く被災地の事業者や雇用や給料へは反映されず、
同じく大資本家のみが利益を得る仕組みになってる。

ポートランド在住の元兵士ジェームス・ボルトンのインタビュー

原発を作るときも、原発が事故を起こしても同じ連中に金が入る。
 イラク戦争と同じだ。
 戦争のための武器を売り、戦場に兵士を派遣して儲け、
 俺たち兵士が破壊したバグダッドの町の復興ビジネスで
 また儲けるんだよ
。」

戦争も原発もTPPも1パーセントの人間のみが
その中だけでグルグルと

身の丈を超えた富と権力を手にする、
という全く同じ構図になっている。

ということを事細かに
様々な現場の人間のインタビューを交えて
本誌で検証している。

そして99パーセントの人間がツケを払わされている。
その側の人々の、さらに多くのインタビューも。

9・11後。
アメリカ政府とマスコミはテレビでさんざん

「テロとの戦い。」
「アメリカは負けない。」
「アメリカは1つだ。」

などが繰り返し報道された。
さかんに「テロ」という敵を喧伝し、
人々の心を煽り、
実際の内容は良く考えるとわかっていないが
しかし耳に心地よく高揚を伴うフレーズを繰り返した。

TPPも原発も全く同じ。

「グローバル化に遅れるな。」
「市場開放を。」
「平成の開国だ。」
「エネルギーの安定供給だ。」
「クリーンエネルギーだ、リサイクルだ。」
「経済成長、デフレ脱却だ。」
「強い日本を再び。」

だけど細かく内容を知っていくとそれらの
スローガンがあまりにも一方向のみか
もしくは完全なウソであることがわかってくる。

マスコミが何かをことさら繰り返し
強調して報道する時は
必ず裏に何か全く別の真実がひそんでる


本誌では人々がそのように
プロパガンダに陥る具体的な手法にまで
詳細な証言を交えた言及をしている。

ウォール街デモに参加する帰還兵のマーク・オルセン氏は言う。

驚くべきことです。
 アメリカ国民はまるで健忘症にかかったように
 また政府とマスコミの言うことを信じてしまっている
 あきれると同時に悲しくなりました。
 数えきれない犠牲を出したこの戦争は一体なんだったんだろう
?」

国民の思考停止状態、、、。


何故だと思いますか?
 国民がいつまで経っても自分の頭で考えようとしなければ、
 体制側は情報操作のレベルを上げられるからです

 鍋の中のカエルの話はご存じでしょう?
 沸騰したお湯にカエルを入れると驚いて飛び出すが、
 鍋の中で水から弱火で少しずつ温度を上げていけば
 カエルは逃げず、そのまま死んでしまう
。」


本誌の中ではさらに

IAEA、WHOを始めとする国際機関の欺瞞とその裏側、
TPPのISD条項の危険、
市場化されてしまったことにより、
荒廃してしまったアメリカ教育界の現状報告、
(この全く同じ手法を大阪はとろうとしている。)

台風カトリーヌの甚大な被害により
結託した政府と大資本家により
暴力的に市場化されてしまったニューオリンズ


復興特区」の名のもとに大資本家に
市場化されつくしてしまったそのあまりにも深刻な現状。

大惨事に付け込んだ過激な市場原理によって
貧困格差が加速し続けてる、という

(監視してないと東日本被災地が同じ状態になってしまうのでは?)

御用学者の作り方、「市場化」を導入するための国民洗脳ステップ、
カダフィ大佐が殺されたリビアの驚きの意外な国内情勢をルポし、
印象操作報道を洗い出して西側大メディアの嘘と欺瞞をあばき出し、
返す刀で「アラブの春」の真実の姿をあぶり出し、
アラブの若者をアメリカが事前に招いて
SNSの技術指導したことなども。

とにかく盛りだくさんに詳細なルポを示してくれていて、
もしも今の日本にほんの少しでも

「???」

と疑問を持つ人には是非とも読んでほしい1冊なんです

この1冊だけでも様々なカラクリを
かなり読み解くことができる



疑問を持とう。
マスコミを鵜呑みにするのは絶対やめよう。
湯の中のカエルでいるのはもうやめよう。

そして過去をもっと真摯に検証しよう。
そこから真実が見えてくる。

忌野清志郎さんがずっと
若者たちに言ってたように。

外へ出ろ。自分の目で見ろ。騙されるな。」








スポンサーサイト



かっちゃんやっちゃん デコボココンビです。 
IMG_1646_convert_20120204090505.jpg       おこしやす ごてヤスやっちゃんどす。
年季入りの歴史戦国大好き歴女です。
これ、ただのコスプレです。         本職の芸姑さんじゃありませんもちろん(笑)。         当ブログはリンクフリーです。
転載等もご自由に。コメントも大歓迎です。
当ブログでは相互リンク下さるサイトオーナー様を募集しております。 お申し込みはコメントでいただければ幸いです。 お待ちしてま~す。

ここをクリックして頂くと鹿児島の武者行列
薩摩川内(さつませんだい)はんや祭り写真集
にとびます。


花の種まき育苗ブログ
タネまきからの花の育苗園芸ブログです
こちらにもお立寄り下さったらうれしいです♡
2015年春お花畑の様子などアップしています。 写真をクリックください
プロフィール
2_convert_20150509053231.jpg Authorやっちゃん なぜか10人いれば10人           「 奥さんB型だよね? 」といわれるO型です。
頭に血が昇るとついガラガラヘビ状態に
なってしまいます。
更年期と戦う日々を送ってます。
介護事業所にてバイトしてマス。
大阪で建築業を営んでいましたが      かっちゃん実家鹿児島母要介護リハビリ
のため大阪から鹿児島に移り住みました。
やっちゃんO型       かっちゃんA型
あだ名 ごてヤス     自称 南海の黒豹

出身京都 現在鹿児島 出身鹿児島45年ぶりに
趣味 花づくり 読書   大阪より帰鹿

かっちゃん座右の銘 命惜しむな名こそ惜しめ
かっちゃんの尊敬する人 西郷隆盛
好きな人   西郷隆盛
好きなこと  西郷隆盛の本を読むこと。

全記事表示リンク
カテゴリ
リンク
カレンダー
11 | 2012/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
メールフォーム
ご質問、お問い合わせはこちらからどうぞ ♡

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR