2011.
12.
17
昨日、野田総理から福島第一原発事故のステップ2の終了、
「冷温停止状態の達成宣言」が出されました。
①圧力容器底部( 付近 )の温度が
おおむね100度未満である( と思う )。
②原子炉から大気への放射線漏れを
大幅に抑えられる( かもしれない )。
ほんとの所はボクにもよくわからないんだけど、
この2条件でもって「冷温停止」という事にさせてネ。
としか私には聞こえませんでした。
「あんた中見たんか?」
って聞きたいワ、ほんとに、、、。
この国は狂ってる。
これでまた一つ、世界からの信用を失くしてしまった、、、。
ニューヨークタイムスの報道の方がよっぽど
「人道的」に思える、、、。
もう一つ、ものすごくひっかかったことがあるの。
昨日、コンビニで週刊文春を立ち読みしてたの(笑)。
そしたら最初のグラビアページで、
「福島第一原発からわずか6キロ。
警戒区域に指定された浪江町で今、
除染活動が本格化している。
故郷に帰れる日を待ち望む避難者のために
多数の自衛隊員を投入し、気の遠くなるような作業が続く。
一日かけて、除染できる範囲はわずかに町役場と周辺のみ。
隊員は線量が下がるからとてもやりがいがあると言っていた、、、。」
「うそつきーっ」って思わず言いそうになったの(笑)。
(その102)で南相馬からパワフルTさんが
大阪に来ていたお話をしましたよね?
その時、ちょうどこの原発間近での
除染作業してる自衛隊員さんの話が出てたの。
このあたりはとても線量が高くて、若い自衛隊員さんは
「ご遺体捜索のときはつらかったけれど
しっかりと使命感が持てた。
しかし、この除染作業はただただ、
つらい。むなしい。恐ろしい。逃げ出したい、、。
でも命令には逆らえない、、、。」
これが若い隊員さんたちの、大方の実際の話。
現地の人はみんなここの除染作業、首ひねってるらしいの。
そしてもう一つ大きな問題が。
ここのところ、やたらとTVから「除染、除染」というセリフが
良く聞こえてくるでしょう?
もちろん、除染は絶対に必要な作業なんだけど、
昨日わざわざ不可解で不自然な「冷温停止宣言」まで出して
世論を一気に「さあ、みんなで除染だー!」
という風に聞こえてしまうの。
なぜかといえば、今現地で
「除染ビジネス」
が横行してるって話をパワフルTさんから聞いてたから、、、。
Tさんが、
「もう、すごいのよ除染。 利権、利権で、、、。
ゼネコンが入って来てて、利権まみれになってる状態なの。」
「で、そのお金は最後、どこへ流れていくの?」
「決まってるじゃない。 県と東電と内閣府よ。」
一体どういう「トライアングル構造」になってるのか
外からは伺いしれないけれど、
( なんか除染アドバイザーとかって名前もあやしい、、、。)
お上のやることはすごい、と思った。
来年度予算何兆円以上も用意して、何万人もの人件費をかけて
( これ、全部税金ですよね? )
自分たちの腹は一切痛まないようにしておいて、
なおかつ、まわり回ってまた
自分達のフトコロにお金を回収する仕組み、
立ちどころにつくっちゃうなんて、、、。 すごいワ、、、。
ちょっとやそっとの悪党でも、なかなかそこまで頭、
働かないんじゃないかしら、、、?
被災地にハイエナのようにたかってくるゼネコンも
同じ穴のムジナとしか思えないの。
ゼネコンさんには、たくさんの官僚さんたちが
天下っていらっしゃるのよネ、、、? たしか、、、。
しかもこの原発事故を受けて、文部科学省が来年度の
小中高校の教科書を書き換えるって、、、。
「原子炉は何重にもの厚い壁で守られている。」を削除。
「事故が起きれば大きな被害を生じる危険性がある。」を
「取り返しがつかない被害が生じる。」に変更、とか、、、。
と、いうことは、今まで子供たちの教科書に
「原発は絶対に安全ですよー。」
って載せてたワケですよね?
私は子供が持てなかったので、
ここ数十年の子供たちの教科書に触れる機会がなかったんだけど、
もしそうならば、ここまでの事態を引き起こしてしまったのは、
もう、国家的犯罪としか思えない。
すでに起こしてしまったことはもう取り返しがつかない。
でも、これから先のことに関しては私たち、
大人にはみんな責任がある、と思うの。
あんな危険なものを地方の過疎地に建てて、
札束で人の心を狂わせる。
静かに暮らしてた地域の仲間が
真っ二つに割れて争い、いがみ合う。
被ばくからの体調不良を「風邪をひいたんだ」と
自分に言い聞かせて働き続ける孫、ひ孫、
やしゃご請けの作業員の人たち。
非人道きわまりない仕事を
生身の人間にさせなければならない。
そんな作業を生身の人間に強いる存在自体が
あってはならない、と思うの。
すくなくとも、大都市圏に住んでて
その恩恵だけを受けてきた私には、
ものすごくこれから先の責任を感じてしまうの、、、。
「冷温停止状態の達成宣言」が出されました。
①圧力容器底部( 付近 )の温度が
おおむね100度未満である( と思う )。
②原子炉から大気への放射線漏れを
大幅に抑えられる( かもしれない )。
ほんとの所はボクにもよくわからないんだけど、
この2条件でもって「冷温停止」という事にさせてネ。
としか私には聞こえませんでした。
「あんた中見たんか?」
って聞きたいワ、ほんとに、、、。
この国は狂ってる。
これでまた一つ、世界からの信用を失くしてしまった、、、。
ニューヨークタイムスの報道の方がよっぽど
「人道的」に思える、、、。
もう一つ、ものすごくひっかかったことがあるの。
昨日、コンビニで週刊文春を立ち読みしてたの(笑)。
そしたら最初のグラビアページで、
「福島第一原発からわずか6キロ。
警戒区域に指定された浪江町で今、
除染活動が本格化している。
故郷に帰れる日を待ち望む避難者のために
多数の自衛隊員を投入し、気の遠くなるような作業が続く。
一日かけて、除染できる範囲はわずかに町役場と周辺のみ。
隊員は線量が下がるからとてもやりがいがあると言っていた、、、。」
「うそつきーっ」って思わず言いそうになったの(笑)。
(その102)で南相馬からパワフルTさんが
大阪に来ていたお話をしましたよね?
その時、ちょうどこの原発間近での
除染作業してる自衛隊員さんの話が出てたの。
このあたりはとても線量が高くて、若い自衛隊員さんは
「ご遺体捜索のときはつらかったけれど
しっかりと使命感が持てた。
しかし、この除染作業はただただ、
つらい。むなしい。恐ろしい。逃げ出したい、、。
でも命令には逆らえない、、、。」
これが若い隊員さんたちの、大方の実際の話。
現地の人はみんなここの除染作業、首ひねってるらしいの。
そしてもう一つ大きな問題が。
ここのところ、やたらとTVから「除染、除染」というセリフが
良く聞こえてくるでしょう?
もちろん、除染は絶対に必要な作業なんだけど、
昨日わざわざ不可解で不自然な「冷温停止宣言」まで出して
世論を一気に「さあ、みんなで除染だー!」
という風に聞こえてしまうの。
なぜかといえば、今現地で
「除染ビジネス」
が横行してるって話をパワフルTさんから聞いてたから、、、。
Tさんが、
「もう、すごいのよ除染。 利権、利権で、、、。
ゼネコンが入って来てて、利権まみれになってる状態なの。」
「で、そのお金は最後、どこへ流れていくの?」
「決まってるじゃない。 県と東電と内閣府よ。」
一体どういう「トライアングル構造」になってるのか
外からは伺いしれないけれど、
( なんか除染アドバイザーとかって名前もあやしい、、、。)
お上のやることはすごい、と思った。
来年度予算何兆円以上も用意して、何万人もの人件費をかけて
( これ、全部税金ですよね? )
自分たちの腹は一切痛まないようにしておいて、
なおかつ、まわり回ってまた
自分達のフトコロにお金を回収する仕組み、
立ちどころにつくっちゃうなんて、、、。 すごいワ、、、。
ちょっとやそっとの悪党でも、なかなかそこまで頭、
働かないんじゃないかしら、、、?
被災地にハイエナのようにたかってくるゼネコンも
同じ穴のムジナとしか思えないの。
ゼネコンさんには、たくさんの官僚さんたちが
天下っていらっしゃるのよネ、、、? たしか、、、。
しかもこの原発事故を受けて、文部科学省が来年度の
小中高校の教科書を書き換えるって、、、。
「原子炉は何重にもの厚い壁で守られている。」を削除。
「事故が起きれば大きな被害を生じる危険性がある。」を
「取り返しがつかない被害が生じる。」に変更、とか、、、。
と、いうことは、今まで子供たちの教科書に
「原発は絶対に安全ですよー。」
って載せてたワケですよね?
私は子供が持てなかったので、
ここ数十年の子供たちの教科書に触れる機会がなかったんだけど、
もしそうならば、ここまでの事態を引き起こしてしまったのは、
もう、国家的犯罪としか思えない。
すでに起こしてしまったことはもう取り返しがつかない。
でも、これから先のことに関しては私たち、
大人にはみんな責任がある、と思うの。
あんな危険なものを地方の過疎地に建てて、
札束で人の心を狂わせる。
静かに暮らしてた地域の仲間が
真っ二つに割れて争い、いがみ合う。
被ばくからの体調不良を「風邪をひいたんだ」と
自分に言い聞かせて働き続ける孫、ひ孫、
やしゃご請けの作業員の人たち。
非人道きわまりない仕事を
生身の人間にさせなければならない。
そんな作業を生身の人間に強いる存在自体が
あってはならない、と思うの。
すくなくとも、大都市圏に住んでて
その恩恵だけを受けてきた私には、
ものすごくこれから先の責任を感じてしまうの、、、。
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