2011.
08.
01
ここにこういうデータがあります。
国税庁の「会社の生存率」という数字ですが、
これは大企業から中小零細に至るまで全ての法人組織が、
設立されてから倒産するまでの期間を国税庁がデータベースにまとめたものです。
全ての会社が、
1年で7割になり、3年で4割に、10年後には1割になる、
と言われています。
つまりもう少し詳しくいうと、
1年生存率が60パーセント、
3年生存率が40パーセント、
5年生存率が15パーセント
10年生存率が10パーセント
20年生存率が0,4パーセント
30年生存率が0,02パーセント
かなり前のデータなので今はもっと悪化しているかもしれません。
データによっては1年生存率が40パーセント、
10年生存率が6パーセント、
という数字が出てることもあります。
同じような調査で日経新聞が1996年に調査したと言われる
新設法人8万社の行方という引用があります。
企業生存率
1年後に60%
3年後に38%
5年後に15%
10年後は5%
中小企業白書 2011に記載されている
帝国データバンクのデータではもう少し数字が良くて、
「10年後には約3割の企業が、20年後には約5割の企業が退出。」
と書いていました。
10年保つ会社は10社中7社。
20年保つ会社は10社中5社。
この数字はちょっと実感としては現実性が薄いです。
いずれにせよ言いかえれば、
5年後には85パーセントの事業所が、
10年後には90パーセントの事業所がつぶれてなくなっている、
という現実です。
もう一度繰り返しますが、
「脱サラした以上、3年、5年、10年、15年、20年と、
その後もずっと破たんさせずに営業し続ける。」
という目標定義として
→[参照]その15「脱サラ成功」の定義とは?
「脱サラ、独立は事業を維持、継続させてこそ成功」
と、あえて定義するならば、
残りの0.3パーセント以下の中に何としても食い込むためには、
脱サラをする前に絶対にしなければならない
たくさんの事柄の中でまず何が最も重要なことなのでしょうか?
「開業資金の準備」?
「職種の選択」?
「技能の修得」?
「得意先の先行確保」?
どれも全て重要なことですが、私は脱サラを成功させるために、
脱サラをする前にまず、最初に絶対に必要で、最も重要な事柄とは、
「妻を心から納得させて一緒にやってゆくことを承知させる。」
ことだと思っています。
これさえ実現すれば、他のことが少々不充分でも勇気を以って
独立へ向けて綿密な計画と準備を進めてゆけば良い。
と考えています。
逆にこのことがどうしても不成功、不首尾ならば、
脱サラは時期尚早か、努力不足か、
思い切って独立、開業することは断念、
もしくは先送りした方が良い。
と、思います。
また、職種によってどうしてもそれが不可能な職種である場合、
職種を変えた方が良い、とさえ考えています。
「そんなことが、独立するのにそこまで重要なことなのか?」
と、ここまで読まれた方は思われることでしょう。
はい、最重要です。
ところが意外にこのことが不十分、もしくは全くやらないまま、
つまり奥さんが事業なり商売に全然参画していない状態で
独立してゆく人が多いように思います。
(友達とやる、というケースが多いのではないでしょうか?)
もしも結婚していない方ならば「彼女」でもかまいません。
とにかくあなたと一緒に事業なり、商売なりをやっていってくれる
女性の「事業と人生、両輪のパートナー」が絶対に必要です。
その理由をくわしくお話ししてゆきます。
つづく
国税庁の「会社の生存率」という数字ですが、
これは大企業から中小零細に至るまで全ての法人組織が、
設立されてから倒産するまでの期間を国税庁がデータベースにまとめたものです。
全ての会社が、
1年で7割になり、3年で4割に、10年後には1割になる、
と言われています。
つまりもう少し詳しくいうと、
1年生存率が60パーセント、
3年生存率が40パーセント、
5年生存率が15パーセント
10年生存率が10パーセント
20年生存率が0,4パーセント
30年生存率が0,02パーセント
かなり前のデータなので今はもっと悪化しているかもしれません。
データによっては1年生存率が40パーセント、
10年生存率が6パーセント、
という数字が出てることもあります。
同じような調査で日経新聞が1996年に調査したと言われる
新設法人8万社の行方という引用があります。
企業生存率
1年後に60%
3年後に38%
5年後に15%
10年後は5%
中小企業白書 2011に記載されている
帝国データバンクのデータではもう少し数字が良くて、
「10年後には約3割の企業が、20年後には約5割の企業が退出。」
と書いていました。
10年保つ会社は10社中7社。
20年保つ会社は10社中5社。
この数字はちょっと実感としては現実性が薄いです。
いずれにせよ言いかえれば、
5年後には85パーセントの事業所が、
10年後には90パーセントの事業所がつぶれてなくなっている、
という現実です。
もう一度繰り返しますが、
「脱サラした以上、3年、5年、10年、15年、20年と、
その後もずっと破たんさせずに営業し続ける。」
という目標定義として
→[参照]その15「脱サラ成功」の定義とは?
「脱サラ、独立は事業を維持、継続させてこそ成功」
と、あえて定義するならば、
残りの0.3パーセント以下の中に何としても食い込むためには、
脱サラをする前に絶対にしなければならない
たくさんの事柄の中でまず何が最も重要なことなのでしょうか?
「開業資金の準備」?
「職種の選択」?
「技能の修得」?
「得意先の先行確保」?
どれも全て重要なことですが、私は脱サラを成功させるために、
脱サラをする前にまず、最初に絶対に必要で、最も重要な事柄とは、
「妻を心から納得させて一緒にやってゆくことを承知させる。」
ことだと思っています。
これさえ実現すれば、他のことが少々不充分でも勇気を以って
独立へ向けて綿密な計画と準備を進めてゆけば良い。
と考えています。
逆にこのことがどうしても不成功、不首尾ならば、
脱サラは時期尚早か、努力不足か、
思い切って独立、開業することは断念、
もしくは先送りした方が良い。
と、思います。
また、職種によってどうしてもそれが不可能な職種である場合、
職種を変えた方が良い、とさえ考えています。
「そんなことが、独立するのにそこまで重要なことなのか?」
と、ここまで読まれた方は思われることでしょう。
はい、最重要です。
ところが意外にこのことが不十分、もしくは全くやらないまま、
つまり奥さんが事業なり商売に全然参画していない状態で
独立してゆく人が多いように思います。
(友達とやる、というケースが多いのではないでしょうか?)
もしも結婚していない方ならば「彼女」でもかまいません。
とにかくあなたと一緒に事業なり、商売なりをやっていってくれる
女性の「事業と人生、両輪のパートナー」が絶対に必要です。
その理由をくわしくお話ししてゆきます。
つづく
NEXT Entry
NEW Topics