2011.
08.
26
パート①
脱サラ後の開業資金に私はどんなに少なくとも、1年半から
2年の生活費にかかる相当分の現金は用意しておくべきだと思います。
理想をいえば3年分です。
あくまでも理想ですが。
厳密にいえば、
「開業準備資金」と
「運転資金」との
2種類のお金が必要になります。
お金の話、つらいです。
商売されている方、私も含め、どれ程これで苦しみ悩む事でしょう。
ううう、つらい、、、。
これに関してだけ言えばサラリーマン時代が
どれ程幸せだったことか、、、。
すみません。 つい、せんない愚痴を言ってしまいました。
独立してから商売が少しずつ軌道に乗り、お客さまもついて下さり、
少しずつ経験も重ね、ようやく「内部留保」が実現できるのに
最低3―5年はかかります。(その18、25 ご参照下さい。)
脱サラをしたとしても、今の時代にそう簡単に
「黒字経営」ができるとは思わないことです。
( その5、10、26 参照下さい。)
その間「生活費」と「運転資金」に圧迫されて、
にっちもさっちもゆかなくなり、
「多額の借金」を残したまま「廃業」に追い込まれてしまう。
というパターンが多いのです。
独立後3年以内に破たんする最も多い原因は、この
「資金ショート」つまり
「お金がない。」のです。
えてしてこのような「資金ショート」は、あともう一息でようやく
「黒字採算」が実現する。
という瀬戸際で起こってしまうのです。
独立、開業した以上、それは絶対にあってはならないことです。
開業後、「最悪3年間赤字経営」でも、
その間少しずつ経験と実績を積み、商売をまわしながら
「最低限生活」できる程度の現金が手元にある。
ということが最良のスタートです。
3年から5年、夫婦二人で誠実に、
まじめに必死でやり続けていけば、
よほど最初の職種選択でマーケティングに致命傷がない限り、
必ず商売は軌道に乗ってきます。
その間、何とかもちこたえさせることが必須条件であり、
心おきなく商売に打ち込めるだけの最低限の
「生活費の確保」
を用意しておくことが重要です。
開業後のシナリオは、最悪のシナリオでシュミレーション
しておくことが必要です。
先ほど申し上げたように簡単に連続黒字にはなりません。
えてして、開業後のシナリオを楽観的に計画してしまいがちです。
自分の都合のいい数字で考えてしまうものなのです。
この段階ではかなり悲観的な数字を挙げて開業後の計画を
シュミレーションしておくことをお勧めします。
「計画」はあくまでも「計画」であって、どうなるのかは
3年、4年、5年と実際にやってみないと全くわかりません。
「3年間、ずっと赤字」であるかもしれません。
悲観的に数字と計画をたて、いよいよ全ての準備が整ったら
「社員は1人もいないけど、今日からは俺様が社長だーッ。」
みたいな感じで楽観的にスタートすれば良い。
と思います。
やりつつ、経験を積みつつ、小さな失敗もしながら、
お客様にも直接教えて頂きながら少しずつ学んでゆけば良いのです。
誰でも最初は何もわからずにスタートするのですから、
それで良い、と思います。
夫と私は「建築業界」のことをほとんどといって良いほど
その実態を知りませんでした。
足を踏み込んだ時点で、あまりにも経験値は少なかったです。
ですから、ホントにたくさんの同業者の社長さんや、親方さんや
施主様にまで色々と教えて頂きました。
こちらが腰低く、真摯に教えを請えば、たいていの方は
ご自分が苦労して培ってきたことを教えて下さいます。
そのあいだ、万が一夫のようになかなか計画どおりにいかなくても、
計画を微調整しながら、あれこれと小さな失敗もし、
同時進行で多くの方に学びながら、
とにかくゆっくりじっくり慎重に、
誠実に事業をまわしてゆけば良い、と思います。
そのためにも、
「なんとか軌道に乗せるまでの年数分の最小限の生活費」
に相当するだけのお金を「開業資金」として用意したいところです。
「俺、金、ないぞーッ。」
という場合、もう、貯めて頂くしかありません。(笑)
ワタミの渡邉美樹社長が独立開業資金を貯めるのに
佐川急便で働いた、というお話は有名です。
私もトラック運転手の時代があって、(その32参照下さいね。)
よく佐川急便の人と同じビルでの配達があったのですが、
佐川、すごかったです。
佐川、ハンパじゃなかったです。
彼らエレベーター、使いません。
何十階建てのビルでも、走って降りていきました。
夫が佐川急便ことわられたの、わかる気がしました(笑)。
( その7 見て下さいネ。)
ポイント③
「脱サラ、独立、開業」を心底望むならば、
ただひたすら、3年分の最低限の生活費を最大目標に
貯蓄に励むこと。
パート②へつづく
脱サラ後の開業資金に私はどんなに少なくとも、1年半から
2年の生活費にかかる相当分の現金は用意しておくべきだと思います。
理想をいえば3年分です。
あくまでも理想ですが。
厳密にいえば、
「開業準備資金」と
「運転資金」との
2種類のお金が必要になります。
お金の話、つらいです。
商売されている方、私も含め、どれ程これで苦しみ悩む事でしょう。
ううう、つらい、、、。
これに関してだけ言えばサラリーマン時代が
どれ程幸せだったことか、、、。
すみません。 つい、せんない愚痴を言ってしまいました。
独立してから商売が少しずつ軌道に乗り、お客さまもついて下さり、
少しずつ経験も重ね、ようやく「内部留保」が実現できるのに
最低3―5年はかかります。(その18、25 ご参照下さい。)
脱サラをしたとしても、今の時代にそう簡単に
「黒字経営」ができるとは思わないことです。
( その5、10、26 参照下さい。)
その間「生活費」と「運転資金」に圧迫されて、
にっちもさっちもゆかなくなり、
「多額の借金」を残したまま「廃業」に追い込まれてしまう。
というパターンが多いのです。
独立後3年以内に破たんする最も多い原因は、この
「資金ショート」つまり
「お金がない。」のです。
えてしてこのような「資金ショート」は、あともう一息でようやく
「黒字採算」が実現する。
という瀬戸際で起こってしまうのです。
独立、開業した以上、それは絶対にあってはならないことです。
開業後、「最悪3年間赤字経営」でも、
その間少しずつ経験と実績を積み、商売をまわしながら
「最低限生活」できる程度の現金が手元にある。
ということが最良のスタートです。
3年から5年、夫婦二人で誠実に、
まじめに必死でやり続けていけば、
よほど最初の職種選択でマーケティングに致命傷がない限り、
必ず商売は軌道に乗ってきます。
その間、何とかもちこたえさせることが必須条件であり、
心おきなく商売に打ち込めるだけの最低限の
「生活費の確保」
を用意しておくことが重要です。
開業後のシナリオは、最悪のシナリオでシュミレーション
しておくことが必要です。
先ほど申し上げたように簡単に連続黒字にはなりません。
えてして、開業後のシナリオを楽観的に計画してしまいがちです。
自分の都合のいい数字で考えてしまうものなのです。
この段階ではかなり悲観的な数字を挙げて開業後の計画を
シュミレーションしておくことをお勧めします。
「計画」はあくまでも「計画」であって、どうなるのかは
3年、4年、5年と実際にやってみないと全くわかりません。
「3年間、ずっと赤字」であるかもしれません。
悲観的に数字と計画をたて、いよいよ全ての準備が整ったら
「社員は1人もいないけど、今日からは俺様が社長だーッ。」
みたいな感じで楽観的にスタートすれば良い。
と思います。
やりつつ、経験を積みつつ、小さな失敗もしながら、
お客様にも直接教えて頂きながら少しずつ学んでゆけば良いのです。
誰でも最初は何もわからずにスタートするのですから、
それで良い、と思います。
夫と私は「建築業界」のことをほとんどといって良いほど
その実態を知りませんでした。
足を踏み込んだ時点で、あまりにも経験値は少なかったです。
ですから、ホントにたくさんの同業者の社長さんや、親方さんや
施主様にまで色々と教えて頂きました。
こちらが腰低く、真摯に教えを請えば、たいていの方は
ご自分が苦労して培ってきたことを教えて下さいます。
そのあいだ、万が一夫のようになかなか計画どおりにいかなくても、
計画を微調整しながら、あれこれと小さな失敗もし、
同時進行で多くの方に学びながら、
とにかくゆっくりじっくり慎重に、
誠実に事業をまわしてゆけば良い、と思います。
そのためにも、
「なんとか軌道に乗せるまでの年数分の最小限の生活費」
に相当するだけのお金を「開業資金」として用意したいところです。
「俺、金、ないぞーッ。」
という場合、もう、貯めて頂くしかありません。(笑)
ワタミの渡邉美樹社長が独立開業資金を貯めるのに
佐川急便で働いた、というお話は有名です。
私もトラック運転手の時代があって、(その32参照下さいね。)
よく佐川急便の人と同じビルでの配達があったのですが、
佐川、すごかったです。
佐川、ハンパじゃなかったです。
彼らエレベーター、使いません。
何十階建てのビルでも、走って降りていきました。
夫が佐川急便ことわられたの、わかる気がしました(笑)。
( その7 見て下さいネ。)
ポイント③
「脱サラ、独立、開業」を心底望むならば、
ただひたすら、3年分の最低限の生活費を最大目標に
貯蓄に励むこと。
パート②へつづく
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