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2015. 03. 07  
ちょっとこちらを読んでみよう。

<集団的自衛権>政府「新事態」定義へ法的位置付け明確化 
  毎日新聞 3月5日(木)


わかりにくい。
実にわかりにくい。
詳しく書いて下さってるサイトさんの記事を読んでみよう。

真実を探すブログさんより
「集団的自衛権の行使」を自衛隊の「主たる任務」に!
 政府が自衛隊法改正の方針を固める!
 武力攻撃にも「新事態定義」を盛り込む!



、、、それでもやっちゃんにはまだわかりにくい。


新聞は連日
「政府は安全保障法制の整備を進めている」
という報道をしてる。
ウチは今、新聞とってないのでバイト先で読んでる

最初やっちゃんはこの安全保障法制って、
集団的安全保障のことを協議するのかって思ってた。
違うらしい。

絶対にワザとわかりにくい、
あからさまな言い方せんようにしてるに違いない。
武器輸出」を「防衛装備移転」とか。なんじゃそりゃ

要は本丸である、

集団的自衛権行使」ひいては「憲法9条改正

に向けて、
「自衛隊法」とか「周辺事態法」とか「PKO法」とかの関連法を
ことごとく改正して外堀を埋めていく作業らしい。

、、、で、国会審議が始まってたった1か月で、
おおかた外堀を埋めてしまってるように思える。

「、、、新3要件に該当する事態が発生したと政府が判断すれば、
首相は武力行使が可能な防衛出動を自衛隊に命令することになる。」


おそらくこのままでいけば、
安倍さんが出動命令を発動すれば、
自衛隊は紛争地へ赴き、武力行使による戦闘行為
することになるだろう。

しかもその戦闘は何度も言うけど、
「他国の侵略戦争への加担」。

自国を防衛するための戦闘じゃない

それがこんにちまで大国によって何度も行われてきた、
集団的自衛権行使の実態だ。

集団的安全保障」じゃないし、
個別的自衛権行使」じゃあない。



、、、自衛隊といえば、、、忘れがたい1つの事実がある。
2011年4月初頭、
被災地南相馬でのことだった。

過去、自衛隊と全く関わりなく、知り合いもなく、
やっちゃんが生まれて初めて
彼らとの接点を持った時のことだった。

石神避難所立ち上げの準備で、その日は終日、
自衛隊のジープが何台も、石神小グラウンドに次々と到着し、
大量の毛布、布団、大型のダンボールなどの搬入があった。

多くの隊員たちが搬入を開始した。
(やっちゃんは比較的軽微な物の搬入をさせてもらってた。)

こんなにたくさんの自衛隊員と、
あの独特の自衛隊ジープとをいちどきに、
間近に見て、接して、会話をかわしたのは
生まれて初めてのことだった。

そのときのやっちゃんの内面心理は、、、
実は「恐怖心」だった。

災害支援に尽力して下さっている、
と頭でわかってはいても、

彼らの姿―。
黒のヘルメット、例の迷彩服、黒いブーツ。

やっちゃんにとって彼らの姿は、、、
どっからみても彼らは
軍人」そのものだったから。

しかも人数が多い
見た目でまず、びびってしまった、と思う。
ところが、、、。


大型のトラック1台、ジープ数台に満載に積み込まれた、
膨大な量の搬入を終え、小休止の命令が出て、
4月初頭、夜は厳しく冷え込むとはいえ、
昼間はポカポカと暖かな陽気になりつつあり、
大量の汗をかいたであろう、たくさんの自衛隊員たちが、
全員一斉に黒いヘルメットを脱いだ。

、、、その瞬間、、、
やっちゃんの恐怖心が吹き飛んだ。

なんや、、、どの子もこの子も、、、
えらいおぼこいやん
。」

おぼこい」ってわかるかな?
京都弁で「幼い」っていう意味。

若い。
とにかく若いのである。
わたしの目には―幼くさえ見える。

どうみても20才前半、、、
10代に見えるコもけっこういる。
ウチの職人たちよりもっと幼い。
ウチの職人の方が人相がごつい、、、。

やっちやんにとって年下の男はみんな
「あのコにこのコ」。


当時の南相馬市内には
大量の自衛隊員たちが災害援助活動にあたっており、
やっちゃんのゆく先々、
社協の駐車場、コンビニの駐車場、道の駅パーキング、
いたる所にジープがあり、いたる所に彼らがいた。

とうに恐怖心など吹き飛んでたやっちゃんは
彼らとすれ違うたびに

「おはようございます。」とか
「お疲れさまです。」とか挨拶した。

彼らの過酷な支援活動に
少しでも感謝の気持ちを伝えたかったから、、、。

彼らもごく普通に、礼儀正しく挨拶を返してくれた。



南相馬へと向かう山間部の国道。
この山間に飯館村がある。避難困難区域となり全村が避難することとなった

20111121112044f35_convert_20150307224351.jpg



ある日、同じボランティア仲間のEさんが、
彼女は福島市内在住の地元ボランティアの1人

「タバコ屋のおばあちゃんと孫ちゃん2人とが
自衛隊のジープが店の前を走るたんびに
3人で毎日、ジープに向かって手を振ってるらしい。」

との情報を持ってきた。
隊員たちもジープの中からおばあちゃん達に、
小さく手を振ったり、会釈したりしてくれてるらしい、と。

そいで、わたしらもジープが通ったら手を振ることにした。」

、、、みんな想いは同じなんだろう。

感謝の気持ちを少しでも伝えたい。」


Eさんはグループで活動してたので、
数人で一緒に手を振るらしいんだけど、
やっちゃんは連日単独行動してたので、
(参照)その168福島市は実は戒厳令下にあるらしい

さすがに1人で手を振るのが気恥ずかしくて、
それは実行できなかったんだけど、、、

もしも誰かと一緒だったなら―
きっと負けじと手を振っただろう。

若い若い、若すぎるあの隊員たちに、、、。


そして彼らは―
戦場に行くことになる。

いいのか?
本当にいいのか?
ほんとのほんとにこんなんで。





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Comment
憲法学者の木村草太さん
おはようございます。
日本時間今日(8日)アップする記事に上記の木村草太さんのもの凄〜くためになるお話があります。読んで下さいね。

この幼さの残る若者達、第二次世界大戦で特攻に駆り出された子どもたちと同じでしょう?!
選挙権を18歳から、と云う話がどんどん進んでいるけれど、これも徴兵制への布石:高校卒業したら、即軍隊へと云う流れを作ろうとしています。若ければ若い程洗脳し易いし、10代には「死の恐怖」は遠い。
アメリカは、自国の若者の血を流すだけでは足りなくなり、他国の若者の血も流させようとしているのは明白で、最近頓にその手の発言が聞こえてきますが、さすがにオブラートを被せた言葉を使っている。
本当、これから大変:でも皆、その危機感を認識してない。
ジャーナリズムが機能しておらず、数社を除いては、皆、体制側で洗脳に加担しているし、もう既に「戦前回帰」は完了してます。
Re: 憲法学者の木村草太さん
yokoさんこんばんわ。
そっちは朝なのね?

> 木村草太さんのもの凄〜くためになるお話があります。

了解! yokoさんの情報はすごいもの。
楽しみです。

> この幼さの残る若者達、第二次世界大戦で
特攻に駆り出された子どもたちと同じでしょう?!

そう。
結局そうなのよ。
なんであんなことをまた繰り返すかな?
知覧特攻平和会館で、写真と手紙見ただけで、
やっちゃんはもう大泣きしてしまったというのに。
「絶対こんな戦争、2度とさせません。」
とわたしは写真の人たちに誓ったというのに。
人間てなんておろかなんだろう、と思う。

>高校卒業したら、
即軍隊へと云う流れを作ろうとしています。

アメリカはずっとそうだよね。
実に巧妙にペンタゴン管轄のリクルーターたちが、
新卒の、しかも特に貧しい子たちをターゲットにして、
いろいろ甘いワナをしかけて彼らを戦場へ追いやってる。
だから自衛隊さんたちだけの問題じゃないのよ。
貧しさや格差ゆえに、あるいはなんらかの強烈な洗脳で。
若い彼らはあっけなく引きづり出されてしまう。
「IS」がその良い証拠。
その巧妙さは実に見事。
彼らはプロの軍のリクルーターだからね。
バックにはネオコンなどの魑魅魍魎がいる。
しろうとがたちうちできるもんじゃない。
遠隔操作で日本の普通の一般家庭の高校生が、
たぶんターゲットにされていくでしょう。
その絶好のツールとなる「スマホ」をほぼ全員、
すでに持ってるからね。
アメリカは遠隔操作してくるし、
ジャパンハンドラーたちに教育された日本人が
すでにゴマンといる。徴兵制など必要ない。
一般の親たち、ほんとに真剣に考えないと。
「いいのか、これで。」と。

> ジャーナリズムが機能しておらず、
数社を除いては、皆、体制側で洗脳に加担しているし、
もう既に「戦前回帰」は完了してます。

なんとかその数社、頑張ってほしい。
見ててわかるよね。頑張ってはいるなって。
yokoさんありがとう!
No title
もうすぐあの地震から4年。
あの時の自衛隊の活躍は凄いの一言。
命がけで国民を守ってくれた。
万が一戦争になっても、彼らは行く必要ない。
戦争決めた政治家が自分で行けばいい。
誰も巻き込まない場所へ行って。

Re: No title
タンムーさんこんにちわ。

> あの時の自衛隊の活躍は凄いの一言。
> 命がけで国民を守ってくれた。
> 万が一戦争になっても、彼らは行く必要ない。
> 戦争決めた政治家が自分で行けばいい。

ほんとにそうだよねえ、、、。
政治家、絶対安全な場所で
自分たちの孫ほどの隊員たちに、、、。
これ、感情論じゃない。
自分の子供や孫に直接ふりかかってる問題。
今はグローバル化しててそういう危険がわが身に
せまってるからね。

タンムーさんありがとう~。
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かっちゃんやっちゃん デコボココンビです。 
IMG_1646_convert_20120204090505.jpg       おこしやす ごてヤスやっちゃんどす。
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2_convert_20150509053231.jpg Authorやっちゃん なぜか10人いれば10人           「 奥さんB型だよね? 」といわれるO型です。
頭に血が昇るとついガラガラヘビ状態に
なってしまいます。
更年期と戦う日々を送ってます。
介護事業所にてバイトしてマス。
大阪で建築業を営んでいましたが      かっちゃん実家鹿児島母要介護リハビリ
のため大阪から鹿児島に移り住みました。
やっちゃんO型       かっちゃんA型
あだ名 ごてヤス     自称 南海の黒豹

出身京都 現在鹿児島 出身鹿児島45年ぶりに
趣味 花づくり 読書   大阪より帰鹿

かっちゃん座右の銘 命惜しむな名こそ惜しめ
かっちゃんの尊敬する人 西郷隆盛
好きな人   西郷隆盛
好きなこと  西郷隆盛の本を読むこと。

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