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2015. 03. 25  
午前中に出水麓武家屋敷群を見て、
お昼から映画『日本と原発』を観てきました。
この日のメインの目的はこれ。

どくだみ荘日乗さんにこの映画のことを教えて頂いてて、
鹿児島で上演されるのなら、
是非見に行きたいな、と思ってて、かっちゃんと2人で
行ってきました。

なんとこれは弁護士さんが作ったドキュメント映画なんですよね。






どくだみ荘日乗さんより
1部転載させて頂きます

私は、これほどの過酷事故がこの国で起きても、
そこから何も学ぼうとしない政治、
その政治を変える力もない自分たちに絶望しています。
デモに行ってはみるけれど、
何万人集まったとて政治を変えられないでいる……
野党も頼りにならない。
『社会の木鐸』とも言われてきたジャーナリズムも、
巨大な原発利権の経済構造の中にあって
その牙を抜かれてしまっている。

中略、、、

そんな中で、何がいったい、
かろうじてまだ力を失わないでいるのだろう
…そう思い続けてきました。
そんな中で、私が、ここにまだ一つの希望があるのではないのか、
と感じていたのが、実は法曹界の人々…
日本弁護士連合会の人々に対してだったのです…
河合氏自身が書いていらっしゃるように、
日本における原発関連の訴訟は、
ほとんど敗訴の連続でした。
私がこの映画で最も希望を見たのは、2014年5月21日の、
福井地裁による大飯原発4号機再稼働差し止めの判決文でした。
一部転載しますが、ぜひいつでもいいですから
直接全文をお読みください。


大飯原発運転差止請求事件判決要旨全文



『(差し止め判決)理由

1 はじめに

ひとたび深刻な事故が起これば
多くの人の生命、身体やその生活基盤に
重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には
その被害の大きさ、程度に応じた
安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。
このことは、当然の社会的要請であるとともに、
生存を基礎とする人格権が
公法、私法を問わず、すべての法分野において、
最高の価値を持つとされている以上、
本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。

個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、
各人の人格に本質的なものであって、
その総体が人格権であるということができる。
人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、
また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、
我が国の法制下においてはこれを超える価値を
他に見出すことはできない。
したがって、この人格権とりわけ生命を守り
生活を維持するという人格権の
根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、
人格権そのものに基づいて侵害行為の
差止めを請求できることになる。
人格権は各個人に由来するものであるが、
その侵害形態が多数人の人格権を同時に侵害する性質を有するとき、
その差止めの要請が強く働くのは理の当然である。』


『9 被告のその余の主張について

他方、被告は本件原発の稼動が
電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、
当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と
電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような
議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、
法的には許されないことであると考えている。
このコストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、
たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、
これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土と
そこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、
これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると
当裁判所は考えている。

また、被告は、原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので
環境面で優れている旨主張するが、
原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染は
すさまじいものであって、
福島原発事故は我が国始まって以来
最大の公害、環境汚染であることに照らすと、
環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは
甚だしい筋違いである。』


福井地方裁判所民事第2部
 裁判長裁判官 樋口英明
    裁判官 石田明彦
    裁判官 三宅由子



転載以上です
彼岸花さん、ありがとうございます。


司法も警察も天下り等で
原発シンジケートの中に組み込まれてる、と知ってからは、
(参照)215原発シンジケート相関図

原発裁判やると負け
の理由がわかってしまって、

「この国の司法に正義なんかない。」

とやっちゃんも絶望してたから、

この判決は快挙だ。

と思った1人。
だけど、全国の弁護士たちがぞくぞくと
立ち上がってる、ということも知ってた。

「ノー・ニュークス権」メーカー訴訟で確立目指す

そんな中で映画の内容は素晴らしかった。
改めて整理、認識できた。

原発政策の根幹から福島原発事故の詳細な検証、
過酷事故被災地の現実、
世界の原発事情と日本の実態の検証などなど。

多彩なインタビューも織り交ぜながら、
2時間10分もの超大作ドキュメント。

トイレ行きたいな、と思いつつ、
結局1度も席を立てずに息を飲んで見入ってしまった。

年配の人が多かったんだけど、
事実を知らされて驚いてるのかどうなのか、
後ろの方から「ハア~っ」とか「へえ~っ」とか「ほえ~っ」とか
ザワつく声しきり、なのがおもしろかった。

全国の上映予定はこちら。

映画「日本と原発」<3月>有料試写会・自主イベント予定試写会

4月以降の予定はこちらから。

公式サイト





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No title
やっちゃんさん、そしてかっちゃんさん、
『日本と原発』、観に行ってくださったんですね~♪
記事も紹介してくださってありがとうございます~。^^

そうなんですよね。この国の司法権は、実を言うと、十分に機能していない。その最たるものが、1959年の砂川事件の最高裁判決です。これはもう、知れば知るほど腹の立つ判決です。しかも、昨年7月の、自衛隊の集団的自衛権行使容認の閣議決定が、この砂川裁判の最高裁判決を理論的根拠(それも都合のいいようにつまみ食い)にしていることから、なおさら腹が立つ。日本の裁判史上最低の最高裁判決じゃないかしら。
他にも腹の立つ判決はたくさんありますけれどね。

原発に関する裁判も、河合さんたちがおっしゃるように敗訴の連続…。福井地裁の判決はそんな中で、奇跡と言えるほど立派な判決ですね。樋口英明裁判官の名を私、一生忘れないわ。
ところがね、この3月11日。関西電力は、原発再稼働差し止めを求める仮処分の審尋で、審理を担当する樋口英明裁判長ら3人の裁判官に対して忌避を申し立てたのよ。住民側弁護団は「長い原発訴訟の歴史で、電力会社による忌避は前代未聞。明らかな審理の引き延ばしだ」と関電の対応を批判しているそうです。http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/66125.html

裁判官の中にもこのように立派な人はいる。日本弁護士連合会の人々の中にも、このお二人とか伊藤真弁護士とか、本当に一所懸命脱原発や護憲の活動してくださってる
方々がいて、勇気を貰っています。伊藤真弁護士の憲法の本などわかりやすくて読みやすいので、若い人たちに一度読んでほしいなあ。
この映画も、原発に関心のない人、よく知らないひとにこそ観てもらいたいですね。

いつもありがとうございます~~~♪




Re: No title
彼岸花さんこんばんわ♪
遅くなってしまってごめんなさい~。
ここ連日仕事の合間に花畑作ってて、夜はぐったりしてました~。
まだかんじんの野菜の植え付けが、
もう3月も末になるというのにいっこもできてない、、、(泣)。

> 原発に関する裁判も、河合さんたちがおっしゃるように敗訴の連続…。
福井地裁の判決はそんな中で、奇跡と言えるほど立派な判決ですね。
樋口英明裁判官の名を私、一生忘れないわ。

ほんっとにその通りですね。
映画の中でそこの場面の時、改めて胸が一杯になりました。

>伊藤真弁護士の憲法の本などわかりやすくて読みやすいので、
若い人たちに一度読んでほしいなあ。

そうです、そうです。
この方の憲法のお話はほんとに勉強になるし、
考えさせられますよね。
しかもわかりやすい。
明快だなあ~と思います。
なんでもっとこういう方のお話を取り上げないんだろう?

実は先週の話なんですが、
職場の同僚となぜか沖縄の話になったんです。
そしたら、
「沖縄は米軍で成り立ってる。
もともと普天間が危険すぎるから辺野古移設になったわけだし、
ここへきてあんな強硬に知事が反対するのは何かおかしい。」と。

、、、考えてみたら、
私は沖縄の方と直にお話、ほとんどしたことがないんです。
だから彼女の話に確固たる反対意見を
結局何も言えなかったんです。
民意はあまりにも明らかだけど、
実際に現地の人と現地で関わったことがない。
それどころか沖縄に一度も行ったことすらない。
だから今までこの問題にはほとんどふれずに
ブログ、やってきたんやなあ、、、。
と、そんな一番肝心なことを改めて気づかされました。

だけど、、、そんなおバカな私だけど、
少なくとも原発問題は違う。

今、も一度「上杉隆/鳥賀陽弘道 報道災害」
を読み返してて、原発問題に関わらず、改めて
過去、多くの真実の情報が、
フリーランスのジャーナリストたちから
炙り出されてきたんだな、と思います。
そこに後藤健二さんの大きな存在もあった。
ベトナム戦争しかり、イラク戦争しかり、
福一原発、東電しかり、、、。
かの小沢一郎氏のことも南相馬避難所で、
連日のように訪れてた多くの
フリージャーナリストの人たちから
話を聞いて驚きました。
あまりにも思ってたのと違う、、、。
そしてあそこにメデイァの社員は1人もいませんでした。 
そういった事が当時は全く意識してなかったけど、
ず~っと後になって様々なことが繋がっていく。

映画を見ながら、真っ暗な中で
そんなことを取りとめなく考えながら、見ていました。

彼岸花さん、素晴らしい情報、
ありがとうございます!

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かっちゃんやっちゃん デコボココンビです。 
IMG_1646_convert_20120204090505.jpg       おこしやす ごてヤスやっちゃんどす。
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更年期と戦う日々を送ってます。
介護事業所にてバイトしてマス。
大阪で建築業を営んでいましたが      かっちゃん実家鹿児島母要介護リハビリ
のため大阪から鹿児島に移り住みました。
やっちゃんO型       かっちゃんA型
あだ名 ごてヤス     自称 南海の黒豹

出身京都 現在鹿児島 出身鹿児島45年ぶりに
趣味 花づくり 読書   大阪より帰鹿

かっちゃん座右の銘 命惜しむな名こそ惜しめ
かっちゃんの尊敬する人 西郷隆盛
好きな人   西郷隆盛
好きなこと  西郷隆盛の本を読むこと。

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