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2015. 04. 13  
つい先日、BSで玉木宏さん主演
砂の器」全編一挙放送を見ました。

ウチはBS契約してないんで、
見れる番組は限られてるんだけど、
ときたまこうして、いい映画やドラマを
見れる機会があります。

この松本清張さん原作のあまりにも有名な作品を、
ドラマ化されたのを見るのはこれで4作目、
にもなります。

だいぶ以前、
仲代達矢さんが今西刑事で、
田村正和さんが和賀英良を演じたもの。

SMAPの中居くんが和賀を演じた時は、
今西刑事役は渡辺謙さんでした。

それぞれに役者さんたちは
熱演されてると思うけれど、、、。

しかし野村芳太郎監督
映画版砂の器
という巨峰が聳え立っているので、
何作作ろうとこれを超えることは
やっぱり不可能なんかな~?
と思います。



砂の器 交響曲 「宿命」





親と子の宿命

というあまりにも重いテーマにおいて、
この映画が今もなお訴え続ける
ハンセン氏病への差別と偏見

それが如何に想像を絶するものであったか、
いかに人間の尊厳を奪うものであったか、
こちらにも詳しく書かれています。

この「砂の器」という物語は、
 ハンセン氏病への偏見という日本全体が背負った、
 深い罪なくしては作品足りえません。



犯人和賀英良が
仏さま、とも仰ぐ人物を殺してでも隠さねばならない、
社会的背景が厳然とそこに存在した、
ということです。


この映画が制作された当時、
このハンセン氏病という病気への差別と偏見に一切目を背けず、
真正面から描ききった作り手たちの情熱と勇気に今現在、
改めて敬服してしまいます。


緒形拳さんが殺される三木謙一役で出演されていますが、
出演依頼があった時、
緒形拳さんは本浦千代吉の役をやりたい、
と監督に申し出られたそうです。

しかし監督は映画化すると決めた時から
本浦千代吉の役は加藤嘉さんだと決めておられたとか。

加藤嘉さん以外に考えられません。この役は。

日本映画史上に残る名演技、
と言っていいんじゃないでしょうか?

お遍路の親子
旅から旅へと彷徨うシーンはあまりにも圧巻で、
当時中学生だったやっちゃんは、
映画終了後、
力が抜けてしばらく座席から立てなかった。

現在ではハンセン病は、
菌が侵入する感染経路が明らかにされていて、
感染力は非常に弱く、
薬で快癒することが解明されています。

この作品は
差別と偏見がいかに人間の尊厳を奪い、
無知というものがいかに愚かなことであり、
時にそれは深い罪にもなりうる。

ということを
ミステリーという小説や映画の形態を通して、
今なお強く、人々に訴えてきます。






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No title
青森市にはハンセン病患者の国立療養所があります。
主に東北、北海道の患者が入所しているとのこと。
私の通っていた高校がその近くにありました。
ハンセン病のこと、保養所のことを知ったのは高校に入ってからでした。
今ではハンセン病の方々も少しずつマスコミに出て
当時の苦痛、偏見、差別などを話されたりしています。
このドラマ、最初と最後だけは見た気がします。
あまりに重すぎて見るのが苦痛だったから。
私は戦争映画は見るけど
こういう日常におきた悲惨な出来事や思い内容の小説、ドラマは入り込むところがあるのであえて避けています。
アクションものの方が見ていてホッとするのよ。
あとでネットであらすじネタバレで確認してるの。
それでも重くは感じるけど…。


Re: No title
えぐさんこんにちわ。

> あまりに重すぎて見るのが苦痛だったから。

ほんとに重い映画だよね。
なおさらこれを映画化した
監督始め関係者たちは、
勇気があったんだな、と思う。

わたしは戦争ものはあんまり見てないかも。
わかりにくいのよ、特に洋画の戦争ものは。
どっちが米軍でどっちがドイツ兵なのか、
軍服の違いがよくわからん(笑)。

昔「地獄の黙示録」見て、
なんのこっちゃワケわからんかった(笑)。
「大脱走」みたいのならわかりやすくて
大好きなんだけどね。

アクションものは大好き。
やっぱりスカっとするもんね。
実は時代劇が大好きなのよ。
忠臣蔵ものなんかなんべん見ても好き(笑)。

えぐさんありがとう~。

No title
やっちゃんさんのこの記事見て嬉しくなってしまいました。だって、野村芳太郎監督の『砂の器』。私個人的に、日本の映画のベストファイブに入れていいと…いや、ベストワンだって思うくらいすごい映画だと思うからです。もう、この短い映像見ているだけで泣けてきてしまいます。
テレビ版は見ていないのでなんとも言いようがないのだけれど良かったですか?
おっしゃるように、ハンセン氏病という日本では長らく一種のタブーとして表に出て来ないように押し込められて来た問題を、このように真正面から取り組んだ松本清張もすごいけれど、こうやって時にまた映像化などしてくれる人々がいるということはある意味救いですね。ハンセン氏病へのいわれなき偏見と差別の歴史を直視しなければいけないと思う。それは原爆の被爆者への差別や福島のことにもつながっていく…決して過去の忘れてしまえばいい傷というばかりの問題ではなく、これからだって人間というものは同じ精神構造から他者に対していわれなき差別を繰り返して行く存在ではないかと思うからです。

松本清張、私、大好きなの。
嬉しいな。やっちゃんさんがこの記事書いてくださって♪
Re: No title
彼岸花さんこんばんわ。

テレビ版の方は、
ハンセン病のことは一切出てこないんです。
そこだけは全く設定変えてて、
「強盗殺人犯の息子」
という脚本になってるんです。

なので、三木謙一という善良な、
仏さまとまで慕われた人物を殺してでも生い立ちを隠す、
ということにやはり不自然さを感じてしまう。

リンク元にも書いてますが、
当時、ハンセン氏病は遺伝病だと信じられていたために、
信じられないような差別を国家主導で行いました。

発病すれば男性ならば生殖器を切断、
女性なら子宮を切除していたのです。

「遺伝するかもしれない」という偏見から、
家から発症者が出た場合「家族全員去勢」か
「発症者はそもそもその家に生まれていなかった。」
のどちらかを選択するしかありませんでした。

当時、全国の村々の出入り口には
堂々と「患者入るベカラズ。」と
立札が立てられていた。
棄民です。

親が殺人犯のために
「出世の道が立たれる。」
どころの話じゃあない。

発病したら最後、
「人間」扱いされなくなってしまう。

そういう信じがたい社会背景です。
同じにはとても語れません。

今はドラマなどで扱うのは規制の関係で、
タブーなんでしょうね。

例えばアイヌのことをドラマや小説で
扱うのも規制が厳しくてむずかしい、
と聞いたことあります。
そういえば小説やドラマ、歌などで
アイヌの関係のお話をモチーフにしたもの、
ちょっと思い浮かびません。

でも玉木宏が相変わらず男前で
よかったですよ~彼岸花さん♪
やっちゃん、大フアンなんです♪

推理小説的おもしろさは全然そこなわれておらず、
ぜひお勧めです。

松本清張さん、やっちゃんも随分読みました。
大阪からダンボールにつめて、全部持ってきました。

10代最後のときに北海道1人旅したんですが、
旅の道ずれに「点と線」を列車の中で読んでて、
いよいよ青函に乗るときに、偶然、
青函連絡船チケットのトリックが出てきて、
ドキドキして読みふけったこと、
昨日の事みたく思い出します。

彼岸花さんありがとうございます!


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頭に血が昇るとついガラガラヘビ状態に
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更年期と戦う日々を送ってます。
介護事業所にてバイトしてマス。
大阪で建築業を営んでいましたが      かっちゃん実家鹿児島母要介護リハビリ
のため大阪から鹿児島に移り住みました。
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あだ名 ごてヤス     自称 南海の黒豹

出身京都 現在鹿児島 出身鹿児島45年ぶりに
趣味 花づくり 読書   大阪より帰鹿

かっちゃん座右の銘 命惜しむな名こそ惜しめ
かっちゃんの尊敬する人 西郷隆盛
好きな人   西郷隆盛
好きなこと  西郷隆盛の本を読むこと。

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